最大40Wの迫力サウンドが全方位で楽しめるキューブワイヤレススピーカー「audioCube」

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キューブデザインが特徴的な人気のマルチ電源タップ「PowerCube」の開発メーカー「allocacoc(アロカコ)」が、PowerCubeと同じキューブデザインを採用したオーディオスピーカー、その名も「audioCube」を開発しました。

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今回、同機のポータブルバージョン「audioCube Portable」をじっくりと使い込む機会がありましたのでスタッフレビューという形でご紹介します。

audioCubeとは

audioCubeは、先述の通りマルチ電源タップ「PowerCube」を開発した、allocacoc(アロカコ)社が開発したBluetoothスピーカーのブランドで、ラインナップはバッテリー内蔵の有無とカラバリで2種類合計3機種が用意されています。

audioCube

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1つは基本となる据え置きタイプの「audioCube」。バッテリーを内蔵していないため、電源ケーブルでコンセントから給電する必要があります。本体カラーはブラックで一部パーツアクセントカラーにオレンジを採用。直販サイトでは79.95ユーロで販売されています。

audioCube Portable

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2つ目は「audioCube」と同じ筐体に充電式のバッテリーを内蔵した「audioCube Portable」。持ち出しや持ち歩きが可能で、電源要らずで10時間連続音楽再生が可能です(音量50%の場合)。本体カラーは一部パーツアクセントカラーにオレンジを採用したホワイト/オレンジモデルと、集成材でよく使われるMDFのような質感のウッドモデル(パーツのアクセントカラーはライトブラック)の2機種。直販サイトではホワイトが99.95ユーロ、ウッドが129.95ユーロで販売されています。

ちなみに、RAKUNEWでは後者の「audioCube Portable」のみ取り扱っています。価格は、ホワイトが9980円、ウッドが10980円。国内ではRAKUNEW以外の取り扱いはありませんし、海外でもオフィシャル直販とごく一部のサイトでしか扱っておりません。(2016/12/9現在)

audioCube Portableの仕様

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audioCubeは50mmmのフルレンジスピーカーを4基を直方体の四面に搭載したワイヤレススピーカーです。

出力は10Wx4の計40Wとサイズから想像できない驚きの大音量。重量のある筐体採用と電源ボタン部のパッシブラジエター機能により、迫力のある低音再生を実現しています。

audioCubeの最大の特徴は360度全方位の無指向性音声出力です。

今主流の点音源の無思考性スピーカーは、オブジェ志向の球体型やボトル型、付加価値志向のLED電球型などが有名ですが、いずれもスピーカーユニットは一つだけでリフレクターなどで音の広がりを演出する方式を採用するものが大多数です。Googleで「360度 スピーカー」で画像検索するとこんな感じ。

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小さなフルレンジスピーカーを複数搭載する12面体またはそれ以上のステレオスピーカーなどもありますが、総じて高級な高額商品が多いです。

ちなみに、4方向に50mmユニットを配置したスピーカーとしてはTDK(イメーション)が「ワイヤレスサウンドキューブ V513」を2012年末に発売していますが、サイズが229×229×229mm、重さ約4.2kg、発表時の店頭予想価格が24,800円前後とサイズも価格も重量級。現在は生産完了しており、TDKもオーディオ事業から撤退してしまいました。

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audioCube Portableの主な仕様

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  • カラー:ホワイト/オレンジ、ウッド/ライトブラック
  • スピーカー:50mmフルレンジ
  • インピーダンス:8Ω
  • 応答周波数:40Hz-20kHz
  • 雑音比:90dB
  • 接続:Bluetooth 4.0 (受信距離 10m)
  • 電源供給:内蔵型アダプター
  • 入力電源:AC 100V-240V/50-60Hz/30W
  • バッテリー容量:12.6V, 1600mAh(4.2V, 4800mAh)
  • 充電時間:3時間
  • IECポート:IEC 60320 C14
  • IECフューズ:1A
  • IEC ケーブル、3.5mm AUX ケーブル(オレンジ)付属(長さ1m)
  • IEC ケーブル:長さ1m
  • サイズ:112 x 112 x 110 mm
  • 重さ:1330g

audioCube Portableの基本的な使い方

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PowerCubeのそれに似た、手触りの良いマットホワイトベースのパッケージ。

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パッケージの中身はスピーカー本体、電源ケーブル、外部機器接続用オーディオケーブル、取説。取説はマルチ言語対応で日本語はありませんので、ご購入の際は以下の使用方法をご活用いただければと思います。

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充電は付属のACケーブルで行います。公称では3時間で満充電。充電しながらの利用も可能です。

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四角の角が一つだけ取れた大きなボタンが主電源。長押しで電源オン、再び長押しで電源オフです。電源オンの時は車のエンジン起動音が再生され、電源オフでは車のスマートエントリーで使われるようなロック時の警報音が再生されます。

操作は四角の角が削られた面に設けられています。ボタンは左から再生/停止、音量ダウン(単押し)/曲戻し(長押し)、音量アップ(単押し)/曲送り(長押し)、Bluetooth(長押しでペアリング)。

Bluetooth対応機器とのペアリングはBluetoothボタンの長押しで行います。ソナー音。ペアリング時には対応機器のリストに「audioCube|Portable|」と表示されます。上記の操作ボタンはBluetooth接続時のみ有効となりますのでご注意を。

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電源ボタンの角が一つだけ取れた部分の近くに外部入力端子があります。付属の3.5mmAUXステレオミニケーブルをヘッドホン端子付きのオーディオ機器やスマートフォンに接続することで、接続した機器から音楽や音声を出力できます。

Bluetoothペアリングについてはオフィシャルサイトの動画が参考になります。

兄弟分の「PowerCube」とのマッチングについてですが、海外仕様のPowerCube(RAKUNEWでは取り扱っておりません)の場合は付属のコネクタを使うと下記動画のようにシンプルに合体ができるようです。

キューブデザインコンセプトは同じですが、サイズが大きく異なりますし、ワイヤレス版なら充電時以外はどこへでも持ち運べるので無理に組み合わせる必要はないと思います。

編集Mの個人的な感想

オフィス内で手持ちのライブラリーから様々なジャンルの音楽を再生してみました。音源はスマートフォンのAUX出力。スピーカーはフロアの中程、比較的高めの位置に設置して、あちこちから鳴りを確認。(オフィス内がカオスなのはご愛嬌ということで…)

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点音源ながら4スピーカーなのでオフィスのどこにいても自然に音楽が聞こえます。小音量でも低音の量感がしっかりと感じられます。高域から低域までバランス良く出力できるので、リズムとメロディー、どちらかが過度の強調されて聞きにくくなるみたいなことはありません。

最大音量の半分程度まで上げてみると、すさまじい迫力でそのパワーに圧倒されました。トータル40Wのハイパワーですが、半分でも十二分にその威力を発揮してくれます。

ロックではボトムを支えるドラムスとベースの絡みを気持ちよく聞かせてくれますし、アコースティックギターのソロの楽曲ではピッキングのニュアンスや弦の響きもしっかり聞かせてくれます。低音の鳴りが良いのでセミアコギターのウォームなコードワークやオクターブ奏法のサウンドが実に心地よいです。

電源ボタンが横に来るように置き方を変えると、スピーカー1つが隠れてしまいますが、スピーカー1つが上向きになるので縦方向の音の拡散が期待できます。

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ニアフィールドの場合ですが、点音源なのでステレオ感や立体感は期待できませんが、パッシブラジエターの振動がデスクトップに伝わり、パソコンを触っている時などは自分の腕を通じて低音を感じることができました。

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室内はもちろんですが、最大40Wの出力に加えロングバッテリーライフも期待できなのでアウトドアでのレジャーや屋外のパーティーなどでも活躍してくれること間違いなしです。

アウトドアでの利用を考慮して防水防滴への対応もしてくれれば言うことなしでしたが、それは次世代機に期待することにします。

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ちなみに、海外での評判も良いようで、ヘビーデューティーなアイテムとしてデザインと音質について高い評価を得ているようです。

ワイヤレススピーカーをまだ利用したことがないという方はもちろんですが、著名ブランドのポータブルスピーカーをすでに愛用しているという方も2chの一般的なスピーカーとはちょっと違ったサウンドが楽しめるのでオススメしたいです。

実際の音を聞いていただけないのが残念ですが、性能を考えれば価格もお手頃ですので、是非ご自分の耳でお確かめください。

気に入った点

  • 向きを気にせずどこに置ける手軽さ
  • 量感のある低音
  • ロングバッテリーライフ
  • 親しみやすいキューブデザイン

気になった点

  • 1.3Kgオーバーは手軽には持ち運ぶには重い。
  • 起動時終了時のサウンド、バッテリレベルのアナウンスが大きく驚く。
  • 電源オン状態のLEDが確認しにくい(暗い)※ウッドバージョンだけの問題かもしれません
  • ACアダプターでしか充電ができない

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