フィボナッチ数に基づく正方形の組み合わせで時刻を示すユニークな置き時計、Fibonacci Clock(フィボナッチ時計)のご紹介です。
今までに類を見ない、ハック可能かつ一風変わった、それでいて上品なArduino駆動の本製品は、自分で組み立てるDIYキットとしても、完全に組み立てが完了した既製品としても入手可能です。
フィボナッチ時計とは
フィボナッチ時計は、一言で言えば、オタクのための粋な置き時計。
上品さと楽しさを兼ね備えた本製品は、かの有名なフィボナッチ数列を使用して、時間を表示するという画期的な時計です。
フィボナッチ時計の時刻の読み方
「フィボナッチ数列」とは、13世紀のイタリアの数学者フィボナッチによって作られた数列です。
この数列は、1、1で始まり、後続の各数は、前の2つの合計です。本置き時計には、このフィボナッチ数列の最初の5項、「1、1、2、3、5」が使用されています。
この時計のスクリーンは、5つの正方形で出来ており、それぞれの長さはフィボナッチ数列の最初の5つの数字「1、1、2、3、5」とマッチします。
「時間」は「赤色」で、「分」は「緑色」で表示されます。
正方形が、「時間」と「分」の両方を表す場合は「青」に変わります。「白色」の正方形は無視して時刻を読みます。
本フィボナッチ時計で時刻を知るには、ちょっとした計算が必要となります。
「時間」を知るには、対応する赤と青の正方形の値を足していくだけ。
「分」を知るには、同じことを緑と青の正方形で同じことをします。
「分」は、5分単位(0〜12)で表示されるため、実際の数値を知るためには、計算の結果に5をかける必要があります。
また、単一の時刻を表示する複数の方法もあります。
さらに挑戦的なことに、組み合わせは、数字が表示できるすべての異なる方法からランダムにランダムに選択されています。
例えば、6時30分を告げるのに16の異なる方法があり、見る側は、時計がどの方法を採用しているかを知るすべはありません!
技術仕様
- 幅:200mm
- 高さ:125mm
- 奥行き:100mm
- 電力:110V または 220V交流から6V直流電源アダプタ(付属)