コンパスの様なナビゲーション・ディスプレイ「BeeLine」
昨今、カーナビゲーションやスマートフォンのナビゲーションアプリを利用する事が多いと思いますが、皆さんはノースアップ派ですか?それともヘッドアップ派ですか?
ノースアップとは常に北が上を向いて地図を表示する表示方法で、ヘッドアップとは進行方向が常に上になるように地図を表示する方法です。
地図の見方は、人それぞれで時と場合によりけり。常に北を上に表示した方が道を把握しやすい場合もあるし、これから進んで行く先が上になる様に地図が廻る方が道を把握しやすい場合もあります。
ナビゲーションがない時代に紙の地図を見て移動していた人はノースアップの方が理解しやすいようですが、紙の地図は使った事がなく車のナビゲーションやナビゲーションアプリをいきなり使う人は直感的に進む方向がわかるヘッドアップの方が分かりやすいようです。
「BeeLine」は丸いコンパスの様な形をしていて、ヘッドアップ方式で常に進む方向を矢印で示してくれるナビゲーションデバイスです。
例えば 、Google Mapsを使って徒歩でナビをさせる時を思い浮かべてみて下さい。スマホを持ったまま自分自身が回ると、ヘッドアップ状態に地図を回転してくれますが、迷いやすい人は交差点で地図が静止するのを待ってからでないとどちらに行っていいのか迷いますし、時間も浪費してしまいます。
「BeeLine」は9軸センサーと地磁気センサーを内蔵しているので、どちらの方向を向いているのか、矢印がレスポンス良く機敏に進行方向へ向けて変化しますので交差点で迷う事はありません。徒歩であれ、自転車であれ、止まる事なくシームレスに目的地まで案内してくれます。
使い方は簡単。「BeeLine」とケースがストラップで接続されているので、ストラップをクルッっと自転車のハンドルのバーを1周させて、もう一度ケースに「BeeLine」本体をはめ込むだけで固定完了。徒歩の時はコンパスの様にハンドキャリーします。
収納時はケース底面と「BeeLine」のディスプレイ面が向かい合わせになるので、未使用時にはケースがディスプレイの保護の役割を果たしています。
スマホに専用アプリをダウンロードして、Bluetoothでペアリングすれば準備完了。アプリを起動して目的地を設定すればもうスマホは不要。カバンやポケットの中へ入れておいても大丈夫です。
後は「BeeLine」を見ながら進めば目的地へ辿り着けます(位置の検出はスマホのGPSを使いますので、カバンの中に入れてスマホの回りに電波を遮蔽するものがあるとGPSの精度が悪くなりますのでご注意下さい)。
ディスプレイはE-Ink(電子ペーパー)なので、連続使用時間も約40時間と超省電力設計。
ディスプレイへの表示内容は、進行方向への矢印、目的地までの距離、スピード、次の曲がる地点までの距離、現在時刻等々。
ちなみに、「BeeLine」のナビは道路標識等の情報を加味しませんので(徒歩と同じ条件での検索になります)、バイクや車では使わないほうが良いです。
(記事本文提供:KURA BASE)