引っ張るだけでペットボトルをプラスチックテープに加工してしまう「Plastic Bottle Cutter」
皆さんがお住まいの自治体のゴミのルールってどうなっていますか?ほとんどの自治体で分別収集が行われており、一般ゴミとは分けてペットボトルや瓶や缶やプラゴミと言ったリサイクルできるゴミは分別して出す必要があります。
リサイクルゴミは自治体によっては有料の指定のゴミ袋で出す決まりになっていたりする所もありますから、できるだけ体積を減らして目いっぱい詰め込んで出したいですよね。
目いっぱい詰め込みたくなくても、瓶は圧縮する事はできませんし、水が入っている様なペットボトルではクシャと紙の様に潰せるものもあれば、炭酸が入っていた硬い耐圧ペットボトルだと踏んでも復元してしまうものもあります。そうなると量は入っていないのにゴミ袋は一杯って言う悲しい状況になってしまいますよね。
そこでペットボトルを手間をかけずに細かく切って容積を最小にまで小さくしてくれるのがこの「Plastic Bottle Cutter」です。Plastic Bottle Cutterを使えば体積はペットボトルキャップ2個分くらいにまで減らせます!!
Plastic Bottle Cutterはどういったツールかと言うと、ペットボトルを細いプラスティックのテープしてくれるカッターで、リンゴの皮むき器の様なものです。
使いはじめのペットボトルの底をカッターで切り落とす作業がちょっと大変なだけ。あとは、底を落としたペットボトルをPlastic Bottle Cutterのスリット部分に奥深く差し込み、ペットボトルの口の部分を持ってちょっと回転させるとペットボトルが切れてテープ状になって出て来ます。
そうなればこっちのモノで、後はそのテープを持って引っ張っるだけで、ペットボトルは回転しながら見る見る間にテープに大変身!!
引っ張るだけなら子どもでもできますから、滑り止めのついた手袋をはめさせて引っ張ってもらえば子どもも楽しく作業できますし、親もラクチンです。
さすがにペットボトルの口まで綺麗にテープ状にカットすることはできませんが、足で踏んで潰すよりははるかにコンパクトにサイズダウンさせることができます。
Plastic Bottle Cutterの構造ですが、これがすごくシンプル。ベースとなる木にはスリットが十字に入っていて、横方向のスリットにカッターナイフの刃を4つ分くらいの折り目でカットして差し込みます。
金属のガイドを木のベースに差し込めば準備完了。後は先述の様にペットボトルを差し込んでクルと回して、シュルシュルと引っ張るだけです。
テープの太さは金属のガイドをスライドさせて移動させる事で細くしたり太くしたりする事ができます。
カットしたテープを再利用して工作する事だってできます。例えば網目に織り込んでカゴを作ったり、畑で苗や幹を固定したり蔓を巻かせる支柱にしたりと様々な用途に使う事もできますよ。
Plastic Bottle Cutterに使う刃は、普通にホームセンターや100均で売っているカッターナイフの刃でいいので、替え刃を入手するのに苦労する事もありません。
このカッター1本あれば、本当にペットボトルの処理が楽になりますよ。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)