ベルに見えないスタイリッシュな自転車ベル「Oi」
突然ですが、自転車についているベルってセンス無いなと思った事、ありませんか?例えばそのドーム状の形であったり、”チン”と言う音であったり…。
どんなに高級な格好いい自転車に乗っていても、ホームセンターで買った数千円の自転車でも、ついているベルはだいたいあのドーム状の”チン!!”…。それではせっかくの愛車が何だか安っぽくなってしまいます。
そこでオーストラリアでデザイン性溢れる自転車用パーツやアイテムを数多くリリースしているknogが提案するのが自転車用ベル”Qi”です。
Qiの特徴はそのフォルム。何故今までドーム形状のもの以外のベルが出て来なかったのかが不思議ですが(よくカウンターに置いてある呼び出しのベルもドーム形状ですが)、Qiはカマボコ型をしています。この形状は奇抜さを狙ったワケではなく、音質を追求した結果この形になっただけです。
音叉と言う、調律をする時に使う二股に分かれた棒がありますが、あれば棒と棒の間を音が行ったり来たりする事で共振を起こして互いに振動しあってチョンと叩いただけでも長時間音を出し続けます。
Qiもこの共振を考えてその形を設計しています。それによりQiもチョンと叩くだけでも”チ~~~ン”と、音の減衰が遅いベルを作り上げ、なおかつ人がビックリしない優しい音の高さに仕上げています。
そんなQiですが、取付は簡単です。今ついているベルと同じで、ネジ1本で取り付けできますし、ドーム状のカネの部分がついていませんから、ハンドルのどこへつけても運転の邪魔になりません。
Qiの材質はアルミとチタン。アルミは無垢のアルミの他にアルマイト仕上げでBrass, Copper, Blackの3色が用意されています。
アルミ製と言う事で普通のベルの様に雨ざらしにしていても錆びると言う事はありませんから、普通のベルの様に錆びて更にチープな音になってしまうと言う事もありません。
サイズは2種類。ハンドルの太さによって「LARGE Qi」と「SMALL Qi」の2種類があります。LARGE Qiはハンドルの太さが25.4mm/26mm/31.8mmの太さのハンドルに取付られ、SMALL Qiは22.2mmの太さのハンドル用になります。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)