お酒もクルマも大好きな方にオススメのアルコールチェッカー「FLOOME」
突然ですが、皆さんお酒はお好きですか?
私編集Mもお酒大好きな人間ですが、若い頃は無茶しすぎて肝臓を病んだ事もありました。復調後、弱くなったにもかかわらず、いまだに飲み過ぎで周りに迷惑をかけてしまい、自己嫌悪に陥る事がママあります。
自分自身の健康管理がコントロールできないような輩はビジネスマンと言うよりも人として失格の烙印を押される時代ですよね。
激しい酔いを経験した事のある方は分かると思いますが、お酒を飲んだ翌朝、激しい頭痛に襲われ自分のベッドで我に返る。記憶も曖昧で家にどうやってたどり着いたのかすら覚えてない分からないなんて経験ありませんか。
おそらく、アルコール許容量であったりその人のアルコール分解能力の問題であったりするのでしょうが、そうした許容量や分解能力を数値で把握するのは難しかったですよね。しかも、それらは個人差がありますし、経験や嗜好によっても変化し続けます。
今回ご紹介するFLOOME(フルーミィ) は、お酒が大好きな方のアルコールライフをマネジメントしてくれるIoT端末です。
FLOOME(フルーミィ) とは
アルコール分解スピードは体重や摂取したアルコール濃度によっても変わってきます。深夜まで飲んでしまった場合など、翌日にアルコールが残っている可能性がありますよね。
お酒を楽しく飲みたい。健康のため飲みすぎに注意したい。でも、記録や計算は面倒。そんな方のために、
- 呼気中のアルコールをチェックできる
- アルコールチェックの記録がつけられる
- アルコール分解スピード(予測時間)がわかる
など、FLOOMEは利用者の基本データから代謝率を把握し、繰り返し測定する事で呼気中アルコール濃度を下げる計算を使用者にあわせて数値・視覚化してマネジメントしてくれます。
FLOOME本体は有名なイタリアのデザイナーが設計。そのデザイン性も大きな特徴です。イタリアの業務用アルコールチェッカーと同レベルのセンサーも搭載。イヤホンジャックに接続するだけでバッテリーいらずな点にも注目です。
さらに、テスト結果をSNSなどを使って友達とシェアすることができます。自分の酔っている状況が友達に数値で的確に伝わり助けを求めることもできます。
他にも、外出先でアルコールが検知され、車で帰れなくなったときのために、「タクシーを呼ぶ」「家族や友達に連絡する」「遅くまで空いているお店を検索する」ことかもできます。
使ってみた
編集Mも実際に使ってみました。パッケージはとてもシンプル。中身はFLOOME本体とスペアのマウスピース、取説、保証書。
エルゴデザインが印象的な本体。軽量コンパクトで手軽に持ち運べます。可動部はイヤホンジャックとマウスピース部のみ。
準備も簡単。何しろスマホにアプリをダウンロードするだけですから。使う前にアプリで身長・体重・性別・年齢などの基本情報を入力しておきます。
使い方も簡単。スマートフォンのイヤホンジャックにFLOOMEを差し込みマウスピースを回転、起動したアプリの指示に従いマウスピースに息を吹き込むだけ。
息の吹き込みは数秒で終わります。また、息の吹き込み時、口笛のような音が出ますが、故障ではありません。iPhoneだと測定終了後に本体が振動、同時にカメラのフラッシュが点滅して合図してくれます。
測定終了後、測定結果が即座にアプリに表示されます。アプリでは利用者の基本情報と呼気中アルコール濃度(BrAC)の測定・測定結果の記録を掛け合わせることで、アプリが代謝率を把握して呼気中のアルコール濃度を下げる時間の計算をしてくれます。
日本の法定制限である0.15mg/Lを超える数値が検出された場合は、画面が赤くなり、「運転能力が損なわれる可能性があると警告してくれます。
ちなみに、日本の酒気帯び運転は、呼気中アルコール濃度が、
- 0.15㎎以上~0.25㎎未満の場合で免許停止(違反点数13点)
- 0.25㎎以上の場合は一発で免許取り消し(違反点数25点)
となります。0.15以下の場合でも、微弱なアルコール検出があったので運転を控えるよう優しくアドバイスしてくれます。
FLOOMEは、身体情報とアルコールの関係性を蓄積し、アルコールマネジメントという新習慣をサポートしてくれます。
オフィシャルサイトにも使い方の解説動画が公開されていますので、そちらも参考にしてください。
どういう人にオススメ
何はなくともクルマの運転が生業の皆さんにオススメ。どれだけ自分のカラダに自信があっても、飲んだ翌朝にアルコールが完全に抜けきっているとは限りません。そのままの状態で仕事した場合、取り返しの付かないトラブルになる可能性もあります。
平成23年5月1日より、運送事業者が運転者に対して実施することとされている点呼において、運転者の酒気帯びの有無を確認する際にアルコール検知器を使用すること等が義務化されていますが、運送事業者以外にも車を仕事で使う方は数え切れないほどいらっしゃるはず。FLOOMEのようなアイテムを駆使して、リスクを徹底的に回避しましょう。
接客の多いお仕事をされている方にもオススメしたいです。自分自身はあまり気が付きませんが、他人のお酒やタバコの臭いは意外に敏感に感じられますから…。お酒を伴うお仕事の場合は、FLOOMのような製品を実際の接客の中で紹介する事で場が盛り上がるなんて事もあるかもしれません。
測定結果に基づいて、車両の運転や機器の操作などを行って良いか否かの判断に対して、本器の製造者、および販売に携わる関係者は一切の責任を負いません。
参考URL
知っておこう!上手な飲み方、付き合い方(サッポロビール)
アルコール検知器の義務化!(国土交通省)