プログラミング可能なトランスフォームするヘキサコプター「Airblock」

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最近はドローンも価格がグッと下がり手軽に購入できるものも多くなってきましたが、プロでも無い限り価格問わず落下のリスクは値段を問わずそう変わりません。

高級なドローンは交換用部品も用意されていますが、数千円程度のホビー用ドローンでは交換用部品も用意されていないのも多々あり、壊れたらそこで終わりです。

最初から落としても壊れない機体を作れば落とす事を怖がらず気にする事なく飛ばす事ができますよね、そんな壊れない機体を採用したドローンガジェットが今回ご紹介する「Airblock」です。

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Airblockはどうして壊れないのか?衝撃を受けた時にバラバラに分解される事で衝撃を吸収分散することでAirblockは壊れない機体を作っています。頑丈な素材を使用したり柔らかい素材を使っているのではありません。

ドローンは飛行している状態で壁に当たると、その反動で跳ね飛ばされ、ブレードが回っているためそのままのスピードを維持したまま、また違う壁に当たりそれを繰り返す事で機体にその度亀裂が入り、壊れてしまう事もあります。

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壁に当たった時にモーターを止め落下してしまえば被害は最小限に留める事ができます。

ボディー部分にあたるメインユニットとパーツでガードされたプロペラ部分を分離し、マグネットコネクタで接続する事で、壁等に当たって強い衝撃を受けた機体は壁に当たったプロペラユニットが外れ落下するため、機体も推力を失って落下。その衝撃でプロペラユニットは外れて完全に止まります。Airblockは、わざと壊す事で壊れない機体を作り上げています。

壊れない機体を作り上げる上でボディーの素材も重要です。普通のプラスティックだとウィークポイントに当たると衝撃の加わり方によっては新品であっても割れてしまいますし、長く使っていると紫外線で硬化して硬くもろくなって割れやすくなってしまいます。

Airblockは、EPP(ビーズ法発泡ポリプロピレン)と言う、自動車用バンパーの緩衝材んも利用されている発泡スチロールよりは硬く発泡スチロールの様にボロボロと分離する素材を使っていますので壊れにくいですし、内部に収納している電子回路やバッテリーもEPPがクッションになり守ってくれます。

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Airblockはパーツ分解可能で、6つのブレードを全て取付なくても形を変えて遊ぶ事が可能です。ブレードを1枚だけ取り付けてタケコプターの様なものを作ったり、ブレードを2個を90度回転させて立てて取り付け空気の力で動くRCカーの様なモノを作ったり、付属のベースユニットで地上や水上を走行するホバークラフトを作ったりもできます。

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変体タイプはコントローラーにもなるスマートフォン用アプリケーションにメニューとして用意されていますから、機体の形状を選んでブレードを貼り付けるだけで簡単に遊べます。

”何秒前進して右に90度度回転してそれを4回繰り返して元の位置に戻る”と言った動作をスクラッチの様にブロックを組み合わせる事でプログラミングできる環境も組み込まれており、実際のコントーラー画面にボタンとして配置する事でマニュアルで操縦中にプログラミングした動作を実行できます。

上級者ならどのブレードをどれくらいの回転数(スピード)で回転させるかなど、細かい指示を指定して動きをコントロールできますから、ドローン形態にして宙返りや側転をさせる事もできるようです。

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子どもはもちろん、大人もはまりそうなドローンガジェット「Airblock」。クラウドファンディングプロジェクトでは目標の3倍以上の資金を集め製品化も決定。来年3月以降に発売予定ですので楽しみに待ちましょう。

この商品はクラウドファンディング商品です
クラウドファンディング商品について詳しく知りたい場合はこちらをお読みください。募金の状況により、ご紹介している商品の価格、仕様、オプション、バリエーション等が変更になることがありますので予めご了承ください。

KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

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