被視野性が飛躍的に向上した視界を遮らないスマートグラス・ディスプレイ「Vufine+」

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RAKUNEWでは、昨年5月にハンズフリーのウェアラブルディスプレー「Vufine(ビューファイン)」をご紹介していますが、ご覧になった事はありますか?

大半がAndroidOSを搭載し単体で動作する製品を開発しているのに対し、Vufineは単純なHDMIディスプレイでスマートフォンやタブレット、PCやテレビにHDMIコネクタで接続する事でスマートフォンやPC、テレビの画面をそのまま同じ様に表示してくれるディスプレイです。

スマートグラスではYouTube動画を見る事はできませんが、Vufineならそれが可能になります。そんなVufineのアップデート版「Vufine+」のプロジェクトがクラウドファンディングでスタートしています。

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「Vufine+」ではモニターとギミックが変わります。

モニターの大きさは0.19インチ(解像度:960 × 540)と変わらない(見え方は目から30cm離したiPhone5や5sの4インチモニターを見ているのと同じ)のですが、使用するディスプレイをLCOSにした事で見易いディスプレイへと変化しています。LCOS(反射型液晶)方式は最近のハイエンドプロジェクターに使われている映像の投影方式です。

従来のLCD(透過型液晶)方式の場合、光源を光の3原色である赤・青・緑の光に分解してから、赤・青・緑それぞれの透過型の液晶パネルに光源を当て、液晶を通った光を再びプリズムで合成する事で映像を作っていましたが、液晶パネルを駆動させる配線がパネルの裏側に縦横無尽に走っており、その配線が光りを遮ってしまう為、どうしても画素と画素の間を配線の分広く取らなければならず、それが画素と画素の境界線を目出させて、ブツブツとしたドットが目立つ映像にしかなりませんでした。

LCOS方式は、LCD同様に光源を3色に分け3原色の液晶パネルに当てるまでは同じなのですが、液晶を透過した光が液晶裏のカガミで反射されてプリズムに入る為に、液晶パネルを透過した光がパネル裏の配線に当たって影になるのを心配しなくても良く、画素間隔を空ける必要もありませんから滑らかな映像が得られる事が特徴です。

ですので、Vufineでは潰れてハッキリと識別できなかった細かい文字や記号がVufine+ではより見易くなっています。

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ギミックですが、Vufine+もVufine同様マグネットマウントを採用しており、脱着操作は変わっておりませんが、Vufineはマグネットコネクタ部分が軸になりディスプレイ部分を上下させる事で目とモニターの位置関係を変えて見易い位置へモニターの位置を移動させる事ができていたのですが、モニター位置を下げすぎるとモニター画面が目に対して角度がついて斜めになってしまい、上から下に見下ろす様な感じになり人によってはモニターが見辛くなると言う事案が発生していました。

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Vufine+ではボールジョイントとピボットアームを使用して軸を2つに増やす事でモニターと目の位置関係を常に水平に保つ様にモニターの位置変更をできる様に変更されていますので、より見やすさがアップしています。

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その他の仕様に関してはVufineを踏襲しており、バッテリー寿命は90分でmicroUSB-HDMIケーブルでのスマートフォンやPC、テレビへの接続(本体に付属)やmicroUSBケーブルでの充電方式はそのままなので長時間の使用についてはモバイルバッテリーを身に着けて電源ケーブルも一緒に接続する必要があるのも変わりません。

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この商品はクラウドファンディング商品です
クラウドファンディング商品について詳しく知りたい場合はこちらをお読みください。募金の状況により、ご紹介している商品の価格、仕様、オプション、バリエーション等が変更になることがありますので予めご了承ください。

KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

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