スマートフォンで手軽に測定可能な視力測定システム「EyeQue」

12いいね!

スマートフォンやタブレットを長時間見ている子に”目が悪くなるからそろそろ見るのをやめさない”と言ってもなかなか止めようとはしません。

”C”の字書いた表を見せて行うランドル環という視力検査でも、測定環境(周囲の明るさ等)や測定する時間帯や測定までに何をしていたのか?によっても差は出て来ますし、何より記憶力の良い子どもはすぐに空いている方向を覚えてしまったりと実際の視力が正確に計測できているのか疑問です。

大人でも視力検査する機会など、車の運転免許証の切替えの時くらいしかなく。日常そんなに見る事に不自由しなければ眼科等に視力検査を受けにいったりもしません。ですが、歯と同様、視力は、失ってしまえば元に戻る事はほぼありませんから気になる事は気になります。

そんな視力を正確に身近にあるスマートフォンを使用して簡単に計測できるのが今回ご紹介する「EyeQue」です。

画像

EyeQueの実際の視力測定の方法はシンプル。スマートフォンにEyeQue専用のアプリケーションをインストールして起動した状態で”ミニスコープ”レンズをシリコンバンドを使用してピッタリと画面に貼り付けます。

画像

あとはスマートフォンのモニターの指示に従い、裸眼で(コンタクトレンズやメガネをしている方はまずは装着せずに)”ミニスコープ”を覗いて赤のラインと緑のラインが重なり合う様に、スマートフォンのモニターに表示されている-と+のマークを押して赤と緑のラインを移動させるだけです。

片眼あたり3パターン行ったら目から”ミニスコープ”を離し、”ミニスコープ”の接眼レンズの部分についているダイヤルを回してレンズの角度を変え、再び同じ目で”ミニスコープ”を覗き込んで先ほどと同じ様に赤と緑のラインが重なり合う様に3パターン分操作し、更にもう一度レンズの方向を変えて3パターン×3レンズ方向の合計9回、赤と緑のラインが重なり合う様に操作し、これを左目でも行えば視力測定は終わりです。

この計測で分かるのは”視力”、”球面レンズの度数(近視・遠視の度数)”、”円柱レンズの度数(乱視の度数)”、”円柱レンズの軸(目に入って来た光の屈折方向で、見ている映像がハッキリと見えるレンズの軸の角度)”です。

コンタクトレンズやメガネを使っている方はそれらを装着して計測する事で矯正視力を計測する事ができますので、コンタクトレンズやメガネが本当に自分に合っているのか?と言う判断も行えます。

このように手軽に自宅で視力検査ができるEyeQueを使うメリットです。

画像

ただ本当にちゃんと視力が計測できているの?と思われる方もおられるかもしれませんが、特許も取得しており、エビデンスもしっかりあるそうです。

なお、チェックしたデータはクラウドサーバーへ蓄積され、機種変更をしたり他のスマートフォンを使って計測を行っても個人のデータファイルに計測結果は保存されますので自分の視力がどの様に変化しているのか?を振り返る事ができます。

画像

EyeQueを使うメリットは視力が把握できるだけではありません。コンタクトレンズやメガネを作る上で必要な数値である”視力”、”球面レンズの度数”,”円柱レンズの度数”,”円柱レンズの軸”が全て分かっていますから、わざわざ店舗へ赴かなくてもネットでもメガネを注文する事ができる事です。

購入に必要な数値がわかっているのは自分にピッタリなメガネを作る上で不可欠な要素ですし、ネットで見つけた素敵なフレームが近所のメガネ店にあると言う保証はありませんから、フレームの選択肢が多いネットでの購入のメリットは大きいですよね。

この商品はクラウドファンディング商品です
クラウドファンディング商品について詳しく知りたい場合はこちらをお読みください。募金の状況により、ご紹介している商品の価格、仕様、オプション、バリエーション等が変更になることがありますので予めご了承ください。

KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

12いいね!