触るだけで体温を光に変換。バッテリー不要で永久に使えるフラッシュライト、Lumen(ルーメン)のご紹介です。

ルーメンとは
スマートフォンの光と同じ明るさの懐中電灯ですが、違うのはバッテリーが不要で事実上永久に使えるという点です。
ルーメンの原理
ルーメンは、比較的単純な原理で動きます。TEG(熱電発電機)に触れることでTEGの上部と下部に温度差が生じ、小さなセラミックバーが電流を生成します。
体温(約98°F=36℃)と外気温( 最低82°F=27℃)の温度差は、このデバイスが単一LED用の電力を生成するのに十分であり、またルーメンのメタル製のボディは、ラジエーターとしての役割を果たします。
原理をより理解するために図をご参照ください:

どれくらいの電力を生成できるのか
既に理解されている通り、小さなTEGを触っただけでは多くの電力を生成できません。
しかし、体温が98 °Fで外気温が82 °Fの場合、ルーメンは約15mA/3vの電力を生成します。温度差がより大きければ、ルーメンが必要なときにいつでも使えるよう余分な電力をコンデンサーに保管します。
このような電力は、3000mCdの光出力で5mmのCREE社製LEDを照らすのに十分な電力です。

スペック
- アルミ製の重量:~ 35グラム
- チタン製の重量:~ 45グラム
- サイズ: 40mm x 10mm x 80mm
- 5mm 超高輝度 CREE製LED
- 高出力: 3000 mCd