ZX スペクトラム互換で新しいレベルのハードウェアを体験を可能にするゲームコンソール「Spectrum Next(スペクトラムネクスト)」のご紹介です。
1982年に英国で誕生したホームコンピューター「ZX スペクトラム」が生まれ変わりました。Spectrum Next(スペクトラムネクスト)はZX スペクトラム互換で改良/拡張が行われた最新版マシーンです。
Spectrum Next(スペクトラムネクスト): ZX Spectrumの革命
ZX Spectrumは誰もが愛するマシーン。単なるコンピュータではなく、ゲームに革命を起こしたマシーンでした。象徴的なデザインの中にきちんとシンプルさが備わっており、Speccy はリーグのトップとして年月が経った今も健在です。
新しいゲームが常に発売され、デモシスは、ハードウェアの限界を破り続け、芸術家たちは素晴らしい8ビットのアイディアと音楽を作り続けています。これと並んで、バックカタログには何千もの素晴らしいゲームプレイがあります。
一方、世界中のハードウェアハッカーは、SDカードストレージをサポートするためにZXスペクトラムを拡張し、新しい、より良いビデオモードを搭載し、メモリを増やし、プロセッサを高速化しました。問題は、これらの拡張は困難で標準化されたスペクトラムなしでは、誰もサポート/開発を手掛けられないことにありました。
そんな問題のソリューションになるのがSpectrum Next(スペクトラムネクスト):デザイナーのRick Dickinsonによるシンプルで美しいデザインの中で、過去数年間の主なハードウェア開発を特色とした、シンクレア・リサーチでの彼の精緻な研究に触発されたZX Spectrumの完全な互換性を持つZX Spectrumの改良版。
パッケージ内容
Spectrum Next(スペクトラムネクスト)はオリジナルと完全に互換性のある(ソフトウェア・ハードウェア)ZXスペクトラムの拡張バージョンです。ゲーム、デモ、元のハードウェアを使用することができます。
また、新しいグラフィックスモードや高速なプロセッサ速度など、拡張されたハードウェアを使用するために最近作成された新しいソフトウェアも実行します。
FPGAテクノロジーで完全に実装されており、特別なメモリチップと巧妙なデザインを使用することで元のハードウェアと完全に互換性を保ちながらアップグレードおよび拡張が可能。マシーンのフード下には以下のコンポーネントが搭載されています。
- プロセッサー:Z80 3.5Mhz/7Mhz モード
- メモリ: 512Kb RAM (インターナル1.5Mb/エクスターナル2.5Mbまで拡張可能)
- ビデオ:ハードウェアスプライト、 256カラーモード、 Timex 8x1モードなど
- ビデオ出力: RGB、VGA、HDMI
- ストレージ:SD カードスロット/ DivMMC 互換プロトコル
- オーディオ:AY-3-8912オーディオチップ/ステレオ出力x3、+ FMサウンド
- ジョイスティック:DB9互換、カーソル、Kempston、Interface 2プロトコル(選択可能)
- PS/2 ポート:マウス/ Kempstonモードエミュレーション、外部キーボード
- 特別仕様:メモリアクセス用マルチフェース機能、ゲーム保存、チートなど
- テープサポート:マイク/イヤーポート tapeロード/・保存用
- 拡張:オリジナル外部bus拡張ポート、アクセラレータ拡張ポート
- アクセラレータボード(オプション): GPU / 1Ghz CPU / 512Mb RAM
- ネットワーク(オプション): Wi Fiモジュール
- その他:リアルタイムクロック(オプション)、内部スピーカー(オプション)
豪華な仕様
Sinclairのデザイナー、Rick Dickinson/チームが長い時間と驚くべきチームワークで献身して、今までにない最高のデザインと最も愛されていた産業デザインの至宝を生み出しました。Ricはキーに触れる指先に触覚的な応答を与えるために、バタフライ機構を使用して、より応答性が高くオリジナルよりも高い帯域幅の入力を備えたキーボードを作成するのに最新の注意を払いました。入力している間にキーが固まることはありません。
新しいレベルのハードウェアを体験したい人にとって理想的
Spectrum Next(スペクトラムネクスト)はレトロゲーマーやSpeccy愛好家を対象に、ソフトウェアエミュレータよりもむしろハードウェア上で動作するデモやアプリを探している方、シームレスでシンプルな体験を望んでいる方にに最適。
ゲームから音楽やビデオプレイヤー、操作システムからウルトラデモまで、ハードウェアのアップグレードが必要な新しいソフトウェアの世界があります。ほとんどのZX Spectrum愛好家が以前に試したことのない特定の拡張ハードウェア用に作られており、今までインストールが非常に難しかった事を実現しています。
また、ZX Spectrum開発の新しい標準となり、開発者は経験をどこで得れるかが理解でき、Speccyにまったく新しい未来をもたらします。
Spectrum Next(スペクトラムネクスト)で未来の可能性を見出していても根本的なところを忘れてはいません。テープローディングとセービング(ゲーム読み込みの聴覚的な聴覚)を完全にサポートし、古いCRTとVGAモニター最新のHDMI出力をサポートしています)、オリジナルのハードウェア拡張と互換性があります。
オリジナルSpeccy愛好家、より高速なプロセッサ、より多くのメモリ、ストレージ、ネットワークへのアクセスなど、新しいレベルのハードウェアを体験したい人にとっても理想的です。
今後数十年間の将来の可能性
次世代のCRT RGBモニター使用可能でVGAや現代のHDMIモニターやテレビもサポートしており、何十年もコンピュータの将来性を踏まえて構築してあります。
Raspberry Pi Zeroをスレーブcoアクセラレータボードとして追加できるオプションをご用意し、Spectrum Next(スペクトラムネクスト)を全く新しいレベルに押し上げました。つまり、Raspberry Pi Zeroをスロットに差し込むとSpectrum Next(スペクトラムネクスト)はRPiメモリ、CPU、GPUを使用してビディングを行うことができ、demosceners の可能性を最大限にしています。また、Raspberry Piは廉価で高性能でこれを超えるアクセラレータは事実上ほかにありません。
オリジナルSpeccyを手放せない方にも最適
Spectrum Next(スペクトラムネクスト)のボードは旧型と互換があるように設計されており、ドリル/カット/ハック/グルーを実行・使用するとご自身で移行が可能です(自己責任)。プロトタイプギャラリーやページの下部にあるビデオで、スタブをチェックできます。
Speccyゲーム/デモ、テストビデオ
最初にSpectrum Next(スペクトラムネクスト)を考案したときは現モデルよりはるかに謙虚なマシーンでした。過去12ヶ月間、コミュニティからのフィードバックを収集し、提案や要望に基づいてマシーンの機能を拡張しました。
また、ボードレイアウトのいくつかの側面が変更されていることも重要です(ジョイスティックのポートがコンピュータの前面に移動し、クイックアクセス可能など)。重要なことは、オリジナルSpeccyの価格帯内でSpectrum Next(スペクトラムネクスト)の最良のバージョンを作ることです。
Spectrum Next(スペクトラムネクスト)はローンチするとファームウェアや回路図を含む全てが完全にオープンソースになります。つまり、ソフトウェアとハードウェアの両方を改善することで、コミュニティが将来をさらに引き継ぐことが可能になります
基盤回路
パッケージ内容
ZX Spectrum Next(ZX スペクトラムネクスト)Plus
ノーマルバージョン全てのエレメントを搭載しており、追加オプションのリアルタイムクロック/WiFiモジュールが追加されています。