0.8秒で指紋を識別してくれる指紋認証モジュール搭載の南京錠「TappLock」
自転車等に乗る時に暗くて見えなくて困ったって経験はありませんか?鍵を使うU字ロックやリング錠は鍵を差し込めさせすれば開ける事ができますが、ダイヤル錠はちゃんと数字が見えないと合わせる事ができません。
そんな時にiPhoneの様にそっと指を置くだけで開錠してくれる指紋認証ができる鍵があったら便利だと思いませんか?便利なだけではなく超高速の0.8秒で開錠してくれる南京錠がこの「TappLock」です。
指紋認証なので鍵を無くさないかと心配な小さな子供さんや、ダイヤル状の数字を覚えられない小さなお子さんにでも使えますよ。
TappLockはFPC1020と言うCMOSタイプの指紋認証モジュールを搭載した南京錠です。CMOSタイプは最近のiPhone 5s以降で採用されている指紋認証方式で、PCで使われている指を滑らして認証する様な方式と違い、指を置くだけ素早く認証してくれます。FPC1020も0.8秒と言う時間で認証作業をしてくれる優れた指紋認証ユニットを使っています。
指紋の登録や各種操作はスマートフォンにインストールしたアプリケーションから行います。「TappLock」とスマートフォンはBluetoothで通信して施錠、開錠操作や指紋の登録作業、指紋の有効/無効の指定もスマートフォンから行います。ただ指紋のデータは本体に記録されますので、スマートフォンから指紋データが流失する心配はありません。
指紋の無効/有効の指定は他人と鍵を共有すると言った使い方もできます。例えば、友人や家族の指紋を登録しておき、TappLockを取り付けたバイクや自転車、ロッカーを貸したりする場合に単純に有効/無効を指定する他に、期間を決めて有効にすると言った使い方もできます。
TappLockは充電可能なバッテリーを内蔵しており、マグネットアダプターを使用して防水性を向上させています。TappLockの内蔵バッテリーは本体稼働用だけではなく、緊急時にスマートフォンに充電できるモバイルバッテリーとしても使用する事ができます。
フル充電時におけるバッテリー寿命は約3年と、充電するのを忘れるくらいのロングライフ設計。充電を忘れていたとしてもペアリングをしたスマートフォンにインストールした専用アプリケーションがバッテリーが残り少なくなるとアラートを鳴らして充電時期を知らせてくれますし、またバッテリー残量をアプリから確認する事も可能です。
バッテリーが切れたら開錠する方法はありませんので、バッテリーの充電や交換はアラートが出たら早めに行いたいですね。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)