1本でAndroidとiPhoneどちらでも充電&データ転送ができるハイブリット・ケーブル「LMcable」
Android端末やタブレットだけを使っている人にとって充電に不便を感じる事はありませんが、iPhone、iPadユーザーにとって不便なのは充電・データ転送ケーブルが共通していない事です。
Androidでは、最近ではUSB Type-Cケーブルを採用した端末もありますが、microUSBケーブルを使用していますし、モバイルバッテリーの充電もほぼmicroUSBケーブルで充電できます。
iPhoneユーザーはiPhone5以降はLightning端子になっており、Lightningケーブルがなくては充電できませんから、外出先でモバイルバッテリーを充電することも考えると、常に2種類のケーブルを持っていなくてはならず、自宅とオフィス分を用意するとなるとそれだけでもケーブルがゴチャゴチャしてしまいます。
そこで今回ご紹介したいのがケーブル1本でmicroUSBにもLightningにもなるケーブル「LMcable」です。
LMcableはmicroUSBにLightning変換コネクタが付属しているのではありません。完璧なまでに一体化しているのです。
まさに目から鱗と言うか盲点と言うか…。実際にmicroUSBとLightning端子を重ねてみると横幅のピッチは同じで、microUSBの端子カバーを取り外して端子剥き出しにすれば端子の厚みも同じです。
とはいえ、この2つをスライスして重ね合わせるなんて誰が考えたでしょう。ですが、これを考えた開発者は素晴らしい。
端末をたくさん持っていてケーブルの多さに辟易していた人には朗報ですよね。このケーブルさえUSB電源に挿しておけば、AndroidでもiPhoneでも端子の向きを変えて差し込むだけで充電できるのですから…。
LMcableの電気的特性ですが、ケーブル長は約1mで流せる最大電流は2.4Aになります。2.4AならiPadも充電できますから、まさしく、この1本で何でも充電できるケーブルです。
コネクタ同士を繋ぐケーブルの銅線には高級AVケーブル同様に、錫メッキを施して銅線の酸化を防ぐ処理もされていますし、コネクター端子も錫メッキした上に金メッキをして電気抵抗を減らすと共に、大電流を流す事で発熱し銅線が劣化する事も防いでいます。
被覆もハロゲンフリーの材料を使う事で地球環境の事もよく考えられたケーブルです。充電だけではなく、データ転送にも対応している事は言うまでもありません。
LMcableの使い方ですが、Android端末やモバイルバッテリーを充電する時は、いつも見ているmicroUSBコネクタの方向で差し込みます(通常はロックピンが上に来る様に差し込みます)。iPhoneは180度回転させて差し込めば充電やデータ転送する事ができます。
合皮やデニム生地でケーブルを覆っていますので、ちょっとした高級感を醸し出すと共に、ケーブルの被覆を更にこれら生地で覆う事でクッション製を上げると共にケーブルを挟んだり踏んだり引っ張ったりしても断線しない剛性を与えております。
どのケーブルも合皮製の結束バンドも付属していてコンパクトにケーブルをまとめる事ができますから、カバンの中に入れても邪魔になりません。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)