最大32台まで同時再生可能なAirPlay対応ワイヤレススピーカー「Luna」
映画館の様な臨場感溢れるサウンドを再生できるサラウンド音響システムを自宅に構築する為には、6〜10個の複数のスピーカーを置くスペースが必要です。しかもそれぞれの設置場所が決まっているため、スペースに余裕がある部屋にしか設置する事ができません。
スピーカーコードは掃除の邪魔にもなりますし、スピーカーそのものも場所を取りますから音響に興味のない人にとってはハッキリ言って邪魔です。
そんな場所で活躍するスピーカーが今回ご紹介する「Luna」です。Lunaは手のひらサイズのワイヤレススピーカーなので設置も撤去も容易。使いたい時に設置するだけで一瞬でサラウンドシステムを構築できるのです。
Lunaの特徴は最大32台までの同期。Luna1つ1つに役割、ポジションを与える事で例えばステレオスピーカーの様に使えたり、6chサラウンドシステムを構成したりと言った事ができるのです。
音楽を聴く時は2台の「Luna」を左右に置いてステレオで聴いて、映画を見る時は前に4台、後ろに2台置いて6chサラウンドシステムを構成すると言った、状況に応じた使い分けができます。
しかもLunaはバッテリー内蔵で1回のフル充電で8時間の連続再生ができ、しかもワイヤレスなので電源ケーブルや接続ケーブルに縛られる事なく好きな位置への設置が可能です。
更にLunaはWiFi搭載でAirPlay、DLNA、OTAをサポートしているので、iPhoneやiPad、Android端末、MacやWindows10 PCから簡単に接続して鳴らす事ができます。
合わせてBluetoothも搭載しているので、外でWiFi環境がない様な場合はダイレクトにBluetooth接続して再生すると言った使い方もできます。
こんな使いやすいLunaですが、ハード面でもかなり音にこだわりがあります。
通常、この手のタイプのポータブルスピーカーの場合、メインスピーカー1つしか内蔵していませんが、Lunaはちょっと変わっていて、10Wの2インチメインスピーカーの前面に10Wの1インチツイーターを装備しています。つまりスピーカーを縦に2つ重ねてダブルスピーカーにしているのです。
これによりメインスピーカーではカバーしきれない高音域をツイーターでカバーする事で、小さいながら幅広い再生周波数を持っています。
再生できる変調方式はGFSK、8DPSK、π/4DQPSK、そしてサポートしているプロトコルもHFP1.5、A2DP1.3、AVRCP1.5、SPPと、音楽を再生するデバイスが古くても新しくても、そのデバイスに合った最高音質で再生できる様に幅広い変調方式とプロトコルをサポートしています。なので、今では使っていない古い端末を音楽プレイヤー専用として再利用する事もできます。
先述の32台までの同時シンクロ設定はスマートフォンにインストールした専用アプリで簡単に設定する事ができ、プルダウンメニューから、このスピーカーは右フロント、これはウーファーと言った設定が簡単にでき、再生ボリュームもスライダーで調整可能なので、本当にホームシアターと同じ様に使用する事ができますし、離れたリビングからキッチンのスピーカーだけを鳴らすと言った様な使い方もできます。
サラウンドシステムを組みたいのだけれどスピーカーの設置位置の制約があったり、設置場所がなかったりする方は、Lunaを使ってシステムを組んでみるのもいいかもしれませんよ。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)