腕を振ると文字が浮かび上がるリストバンド型LEDスイングメッセンジャー「Specter」

13いいね!

文字が浮かび上がるLEDスティックってご存じですか?

LEDスティックは光の残像現象を利用します。強い光を浴びると光源が消えてもその光源が光っている様に目に残っているのを残像現象と呼んでいるのですが、人間の目の時間分解能は50msec~100msec程度ですのでこれより早い光の点滅は連続して点灯している様に錯覚(知覚)されます。

最たるものが蛍光灯です。電気の周波数50Hzないし60Hzで点滅をしており、50Hzだと点滅間隔は20msec、60Hzだと点滅間隔は約17msecなので、人間の目の時間分解能より高速で点滅していることになります。ゆえにチラチラと点滅して見えないで連続して点灯している様に見えるのです。

LEDスイングメッセンジャーは、こうした現象を利用し、複数並べたLEDを移動させている間に点滅させ、メッセージや記号、絵などを認識させます。

見かける機会は少ないのですが、工事現場等でSTOPと残像が残るLEDスティックを振っているカードマンにたまに出くわしたりしますよね。ただ、これらのLEDスイングメッセンジャーにはエンターテイメント性はなく、既にスティックに記憶させたメッセージからしか選ぶ事しかできません。

そのようなメッセージが自分好みにカスタマイズできたとしたらどうでしょうか?色々な事に使えると思えませんか?その様なメッセージの入替機能がついたLEDスイングメッセンジャーが今回ご紹介する「Specter」です。

画像

Specterは、LEDスティックではなく、腕に装着するブレスレット(リストバンド)タイプです。10個のフルカラーLEDが入っており、メッセージがフルカラーで、さらに色を混ぜたりブレンドして表現できます。

1回の充電で最大5~10時間の連続使用が可能、輝度を落とせばもっとバッテリーは持ち、一番暗い状態(それでも相手には認識できる程度の輝度(明るさ))であれば何と48時間、約2日間も連続稼働できます。

画像

Specterには複数のデータを格納しておく事ができ、そのデータはBluetoothで接続したスマートフォンから専用のアプリケーションを使って既存のデータを選んで送信する事も、ドローツールを使ってイラスト(ドット絵)を描いたり、エディターを使ってメッセージをカスタマイズする事もできます。

画像

Specterは、電源ボタンを押してセレクトボタンで表示したいデータを選べば、はめた腕や脚の動きを感知してそのスピードに合わせて一定の幅で同じサイズでメッセージを繰り返し表示してくれます。

今まで市販化されているLEDスティックの多くは勝手に一定間隔で光って、それに合わせてメッセージが読める様に使う方がLEDスティックを振らなければならなかったのですが、Specterは腕や脚の動き、早さを解析して人それぞれ振り方の違う脚や腕の軌道に合わせてちゃんとメッセージが読める様に柔軟にLEDの点滅を制御して光らせているのです。

Specterは、元々夜間ランニングする人の為にバイクや自動車に対しての被視野性を向上する為に作られたのですが、他にも球技で腕を前に押し出す様な動作やドリブルの様な動作でもちゃんとメッセージが読める様に発光してくれます。

コンサートやライブで最近はサイリウム(ケミカルライト) スティックやLEDペンライトを振っているのを良く見かけますが、主催者に迷惑をかけない程度の明るさでこのSpecterを使えば、羨望の眼差しで見られる事間違いありませんよ。

この商品はクラウドファンディング商品です
クラウドファンディング商品について詳しく知りたい場合はこちらをお読みください。募金の状況により、ご紹介している商品の価格、仕様、オプション、バリエーション等が変更になることがありますので予めご了承ください。

KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

13いいね!