芯の長さを自由に調整できる2mm芯シャープペンシル「MAGNO」

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シャープペンシルの使用が禁止されている小学校が多いようですが、その理由ってご存じですか?

一般的には鉛筆の持ち方が変になる、筆圧が弱くなる、綺麗な文字が書けないなどと言う事が昔から言われていますが、実際のところはシャープペンシルの頭をカチカチノックして授業に集中できない、力を入れすぎてすぐに芯を折ってしまう、芯が詰まったり折れたりしても直す事がでない、と言うのが本来の所らしいです。

ノック音がせず、折れない芯が使われ、鉛筆と同じ書き味のシャープペンシルがあったら良いとは思いませんか?そんな鉛筆と変わらない書き味が出せ音がしないシャープペンシルが今回ご紹介する「MAGNO」です。

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MAGNOは直径2mmの替芯を使ったシャープペンシルです。

文房具店や文房具売り場では見かける事はありませんが、2mmの替芯を使ったシャープペンは昔から売られていますし、100円均一ショップでも売られていたりします。

2mmの替芯を使うメリットは何か。

シャープペンの芯は直径が0.5mmとか0.3mmなど、かなり細いので鉛筆の芯と同じ強度にしておくとちょっと力を入れただけでは折れてしまいます。芯の強度を増さないとすぐに折れてしまうため、鉛筆と比べるとどうしても書き味が硬くなりがちです。

2mmの芯は鉛筆と同じ材料、同じ製法で作っていますから、書き味は鉛筆の様に滑らかでスムーズで、芯が太いだけあって折れません。

唯一の難点は、使うにつれ、細い線が書けないほど鉛筆の先が太くなってしまうこと。そうなったら鉛筆同様に芯の先を削る必要があります。ただ、書き味は鉛筆と同じで滑らかですから、十二分に鉛筆の代替として使える道具です。

MAGNOが良いのは芯を出す時に音が出ないと言う事です。ノックもしないのにどうして芯が出てくるのか?MAGNOの可動部分の構造がマグネットを使ったピストンとスライダ部分がリンクして動くシリンダと同じ構造をしているからです。

芯を固定する為のホルダーの部分にはネオジウム磁石が入っています。MAGNOのケースはプラスティックで作られており、そのケースにはアルマイト加工された鉄製のリングがはまっています。

このリングにホルダーのネオジウム磁石は引き寄せられてリングを動かすとそれに釣られて一緒にネオジウム磁石の入ったホルダーも移動しますので芯は自由に出し入れする事ができます。当然、カチカチと言う音もしません。

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しかも芯の長さを好みの長さで出す事ができます。デッサンをする人はよく鉛筆を寝かせて太い線を書いたりしますが、普通のシャープペンシルとは異なるMAGNOならそれも可能です。

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実際の使い方は、筆の芯をロックしているペン先のキャップの部分を緩め、リングの部分を持って芯を出し、再びロックするだけ。

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芯を削る時は、従来の2mm芯を使ったシャープペンだと何度かノックして芯を出して削って、一度戻してまたノックして好みの芯の長さまで調整しなければなりませんでした。

MAGNOはロックを外して芯を長めに出してリング部分を持ったまま削れば芯が中に入って行くと言う事もありませんし、削った後もリングを持って長さを調整してキャップ部分を回してロックするだけですから無駄なく芯を削る事ができます。

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MAGNOには、現行のiPhoneに似た、”Arctic Frost”、”Champagne Gold”、”Slate Grey”、”Strawberry Gold”と言った4色が用意されています。

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気になる替芯ですが、替芯は一般的な通販サイトで”2mm 替芯”で検索してもらえばたくさん出て来ます。入手も容易なのでご安心下さい。

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この商品はクラウドファンディング商品です
クラウドファンディング商品について詳しく知りたい場合はこちらをお読みください。募金の状況により、ご紹介している商品の価格、仕様、オプション、バリエーション等が変更になることがありますので予めご了承ください。

KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

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