ストレスを解消し集中力をアップする事ができるダイス型ガジェット「Fidget Cube」
仕事や勉強中についついやってしまう癖の様なものはありますか？
例えば、貧乏揺すりであったり、ペン回しであったり、シャープペンシルの芯を出しては引っ込めたりを繰り返したり…。
昔は貧乏揺すりなどはみっともないと言われていたのですが、そうした何度も繰り返して行う行為自体、ストレス解消の手段である事が研究によってわかっています。
大変な仕事を引き受けたり、難しい問題を解いている時と言うのは通常よりも脳に強いストレスがかかっています。脳はストレスが与えられた状態が続くと血圧や心拍数が上昇し交感神経系の働きが活発になって落ち着いて物事を考える事ができなくなる為にいつものパフォーマンスを出せなくなります。
そうしたストレスを解消する為に、無意識下で行う癖を利用する事で人間の精神面に大きな影響与え、なおかつ心身の安定や心の安らぎなどにも関与するセロトニンと呼ばれる物質の分泌を促します。
世間ではそう言う事実を知らない人の方が多く、”貧乏揺すり”や”ペン回し”を止めさせようとしますが、”これを触っていると集中力がアップするガジェット”と説明さえすれば相手も納得できますよね。それが今回ご紹介する「Fidget Cube」です。
Fidget Cubeは手の中にスッポリ収まるダイス型(サイコロ)のガジェット。表面はディッピングされ、ゴム質感のある手にしっくり来るボディーに、スイッチやボタン、ダイヤルなどが各面に配置されています。
Fidget Cubeがどのような動作をするのか、それぞれの面を見ながら解説していきます
”Click”と名付けられた面にはサイコロの5の面と同じ様な配置で5つのボタンが配置されています。3つは押すとカチッとクリック音がしますが、他の2つは音のしないボタンになっています。
”Glide”と言う面には、アナログジョイスティックの様な360°どの方向にも倒れるボタンがついています。
”Flip”と言う面には、昔の照明のスイッチによく使われていた片切スイッチ(シーソースイッチ)がついてます。
”Breathe”と言う面には、楕円形状の窪みがあるだけです。
”Roll”は、パチンコ玉の様な金属球が埋め込まれ、その他にダイヤルスイッチが3つ埋め込まれている、ちょっと組み合わせがユニークな面です。
”Spin”と言う面には、クルクルと回るジョグダイヤルが埋め込まれています。
どうですか？これなら手元が見えなくても指先の感覚だけで操作できますから目立たずに机の下で内緒でストレスを解消する事ができますよ。
（KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載）