真似だけじゃない!! 実際に弾けるエアギター「Kurv Guitar」
エアギターをご存知でしょうか?実際にはギターを持たずに、いかにもギターを弾いているように手振りそぶりで真似をする事です。
ギターは一般的に左手でコードを抑えて右手で弦を弾かないといけないのですが、このコードを抑えるのが一苦労。右手で弦を弾く事に意識が移ると今度は左で弦を抑えている力が緩んで音が鳴らなくなったりと、一見簡単そうに見えて結構大変です。
頑張って練習をしてはみたものの弾けない、でも弾いてみたいと言う方が多く、エアギターの世界選手権まで行われる様になったのかもしれません。
そんなギターを弾きたかったのだけれど、弾けなくてエアギタリストに転身した方(?)にオススメしたいのが今回ご紹介する「Kurv Guitar」です。
Kurv Guitarは、8つのボタンがついているフレット代わりになるデバイス(以下フレットデバイス)とピック状のデバイス(以下ピックデバイス)2つから構成されています。
フレットデバイスで任意のボタンを押し、ピックデバイスを実際にギターを弾く様に上下させる事でボタンに割り当てられたコードを弾くことができます。
フレットデバイスはスイッチそのものが感圧スイッチになっていて、押し加減で音の微妙な操作をする事ができます。
ネック部分を弦を押さえつつ手を上下させる様な動作をする事で、実際のギターと同じ様にオクターブを変える事ができ、上下に動かす事でコードやノートの変更、手首を小刻みに回す事でビブラートをかける事もできます。
ピックデバイスも同様にセンサーでピックを動かすスピードを検出してピックの動きのテンポで音を出します。
8つのボタンに割り当てるコードはスマートフォンアプリで変更可能で、Kurv Guitarを使って演奏したサウンドはスマートフォンなどを通じて音を出す様になっています。
Kurv Guitarには予め収録されている曲を再生し、それに合わせてコードを押さえピックを振る事で演奏の練習をする事ができる練習モードも備えています。練習モードを使い実際の曲を演奏できる様にもなります。
Kurv Guitarはエアギターと本物のギターの良い所取をしたようなデバイスです。
実際に動かす手の動きに合わせて音を出せ、出す音も自分で自在に変えられる楽しみがあります。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)