防犯対策バッチリな大容量バッテリー内蔵バックパック「Barracuda Konzu」
今年はクラウドファンディングなどで防犯対策が施されたバックパックのプロジェクトが多くなっています。
バックパックは背中に背負うため自分の目からは完全に死角になってしまいます。ジッパーをソッと開けられてモノを抜かれたり、ナイフで切り裂かれて盗まれたり、大胆な所ではバックパックごと本人からはぎ取って持ち去ったりするケースもあります。
故に、特殊な生地を使う事で耐切創を上げ、ナイフで切られるのを防いだり、ジッパーを見えない様に背中の背あて部分につけたり、ジッパーそのものがどこについているのかわからない様に完全に隠したりと色々な工夫がなされています。
防犯対策と言えども、相手が開け辛いと言う事は、自分も開け辛いと言う事ですから、ある意味使い勝手が損なわれており、開け閉めするのも面倒になって来ます。
そうした使い勝手の悪さを解消し、従来のバックパックの使い勝手の良さのまま防犯対策を施したのが今回ご紹介する「Barracuda Konzu」です。
Barracuda Konzuには背後から見えるジッパー全てにロック機能が備わっており、肩紐部分に設けられたスライドレバーを上下させる事でロック・アンロックができます。
バックパックの中からモノを取り出す時にスライドレバーを上げてアンロックさせる一手間はかかりますが、見えないジッパーを生地の間に指を差し込んで探して開くよりはずっと楽に開ける事ができます。
ただジッパーがロックされるとは言っても、ジッパーがスライドするのを止めているだけでジッパーを閉め忘れて開いていれば身も蓋もありません。
ジッパーが完全に閉まっていない状態でBarracuda Konzuを持って移動しようとするとセンサーがそれを感知してジッパーが開いたままであると言う事を知らせてくれる機能を持っています。
Barracuda Konzuにはセンサーを制御する電子回路が組み込まれており、それらを動かす容量10,000mAhのバッテリーが内蔵されています。
センサーを動かす用途以外にも内部に2か所、外部に1か所USBポートが設けてられています。出力はそれぞれ5V2.1AありiPadも余裕で充電可能です。
また、バックパックの口から充電ケーブルを伸ばさなくても外部端子から電源を取って充電しながらスマートフォンやタブレットを利用できる様にもなっています。
さらに、内蔵バッテリーはQiワイヤレス受電規格に対応しています。Barracuda Konzuは付属の専用充電台に置くだけで1晩(8~10時間)でフル充電できます。
Barracuda Konzuは使い勝手もちゃんと考えられています。背あての内側にはノートPCを収納する為の専用ポケットがあり、電源やマウスと言った小物類を入れておく為のポケットも装備されています。
後ろ側(外側)の観音開きになるポケットもタブレットやスマートフォンに付属する充電器やタッチペン、と言った小物類を効率よく分類する為のポケットもちゃんと装備されています。
（KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載）