壁スイッチをスマートフォンで遠隔操作可能にするリモコンキット「Switch Bot」
このところめっきりと寒くなって来ましたね。朝は暖かい布団の中から出るのが嫌ですし、夜は夜で天井照明を消しに布団から出るのが嫌だったり…。
リモコン対応照明なら布団から出る必要もなく寒い思いをする事はありませんが、だからと言ってわざわざリモコン付きLED照明やリモコン付きの壁スイッチに買い替えたり交換するのは、気候同様にお寒い家計では難しかったり…。
壁のスイッチを自動的に押してくれるガジェットがあって、それがスマートフォンで操作できるとしたらどうですか?それを実現してくれるのが今回ご紹介するリモコンスイッチ「Switch Bot」です。
Switch Botはの取り付けはとても簡単です。何せスイッチプレートの上に貼り付けるだけです。電気工事の様なものをする必要は一切ありません。
では、Switch Botがどのようにしてスイッチを押すのか。
Switch BotにはL字型のアームが内蔵されており、そのアームが回転する事でアームの先端がスイッチに当たる、イコール、スイッチを押す事ができるのです。
片側に倒せばONになりもう片側に倒せばOFFになる様なシーソースイッチ(片切スイッチ)ではONかOFFのどちらか片一方の操作しかできませんが、最近の押せばON/OFFが切り替わるタイプのスイッチであればどちらにでも切替可能です。
実際の操作はスマートフォンやスマートウォッチ専用アプリケーションの画面上のボタンを押すだけ。
Switch Botを取り付けた後はもう暖かい布団の中からわざわざ出て照明を消しに出る必要はありません。
Switch BotとスマートフォンはBluetoothで接続するのですが、Bluetoothは通信可能な距離が限られており、2階の寝室にからリビングの照明を消そうとしても普通は電波が届きません。
Switch BotはSwitch Bot同士がBluetoothを使用してメッシュネットワークを作成する機能があります。寝室とリビングの照明スイッチにつけたSwitch Botの間に中継してくれるSwitch Botが存在すれば、2階からの操作も可能になります。わざわざ起きて1階のリビングへと下りて行く必要はありません。
また、「Switch Bot」とインターネットを繋ぐWiFiルーター「Switch Link」も用意されています。
Switch Linkを設置しておく事で、IFTTTサービスを通じて外出先からSwitch Botを操作きます。長期旅行などで留守にする時は気が向いた時に自宅の照明をSwitch Botで点灯する様にしておけば防犯にもなります。この場合は、照明がついているかどうかを確認するためのネットワーク対応カメラを併用するとなお便利です。
他にもIFTTTでタイマーやコーヒーメーカーと組み合わせたレシピを作れば、良いコーヒーの香りで目覚められそうです。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)