携帯にも便利な倍率140倍の組立式ペーパー顕微鏡キット「Foldscope」

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小学生の頃、初めて顕微鏡を覗いた時の感動って覚えていますか?

小さな子供にとって、新しいモノに触れることは未知の世界へ踏み入れるドキドキワクワク感もありますが、将来どの様に人生に作用するかわかりませんから、体験や経験を大事にしてあげたいものです。

一方で、顕微鏡が買いやすくなったとはいえ、山や海や川へ行くのって荷物にもなります。自宅に試料を持ち帰ってからだと、大自然の中でその場にいた生物や植物を観察する醍醐味やワクワク感は薄れてしまいますし、生き物なら観察したらその場に戻してやるのが教育的にもベストです。

今回は、携帯しやすく、どこでも使用でき、子供に使わせても心配しなくて良い顕微鏡キット「Foldscope」をご紹介します。

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Foldscopeは、耐水性のハードコートされた紙でできた組み立て式の顕微鏡で、倍率は140倍に固定されています。

紙製なので落としても壊れません。接眼レンズを見ながら対物レンズを動かしてプレパラートに近づけすぎてプレパラートをパキッと割ってしまう心配もありません。

使い方もシンプル。台紙からパーツとなる紙を切り離して説明書通りに組み立て、試料をプレパラートの上に乗せて「Foldscope」に差し込んでセットするだけ。

プレパラートもセットされていますが、紙のベースにビニールを貼り付けたもので、子供が一人で使用しても安全な様に設計されています。

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Foldscopeの裏面に貼り付けてあるコイン電池を使ったLED照明を点灯させ、左右の端を持って顕微鏡の接眼レンズとなる覗き穴から覗き、Foldscopeを持っている手で引っ張たり押したりする事でピント合わせて観察を行います。

プレパラートをセットした土台の部分も紙で、たわませたり引っ張りする事で覗き穴と対物レンズとの距離が変わり、ピントが調整できます。よく考えられていますよね。

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覗き穴はちょうどスマートフォンのカメラのレンズと同じ様なサイズで、バックからはLEDで照射されていますので、覗き穴とスマートフォンのレンズ部分を重ね合わせる事でスマートフォンでの画像記録や動画撮影もできます。

これが普通の顕微鏡ですと、子供用の簡易な顕微鏡だと撮影は難しいですが、Foldscopeは安くて扱い易い上に、スマートフォンで記録まで残せるので、次回の夏休みの自由研究用に調達しておくのもいいかもしれません。

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Foldscopeは、顕微鏡本体の他にプレパラートやスポイト、ピンセット、ハサミなどの観察に必要な道具が一式、キャリングケースに入って届けられますので、他に追加で購入するものもありません。キット一式を常に携帯しておけばいつでもどこでも顕微鏡観察ができます。

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何でもそうですが、興味を持った時にやってみる、教えてあげるのが勉強する上で一番記憶にも残りますし、モチベーションも維持できますよね。

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KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

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