いつでもどこでも空気の充填が可能な潜水用ダイビングボンベ「SCORKL」
海の中に潜ってじっくりと中の様子を観察してみたいと思った事ってありませんか?
シュノーケリングでは何分も潜っていられませんし、スキューバダイビングのライセンスを取得して、重機材を揃えたりレンタルしたりと、潜るまでの行程が多すぎて、魅力はあるのだけれど、なかなかそこに踏み込めないと言う方も多いのではないでしょう?
今回ご紹介する「SCORKL」があれば、わずか10分ではありますが、手軽に海底散歩を楽しむ事ができます。
SCORKLは10分間の潜水が可能なダイビング用ボンベで、空気をためるタンクと、タンクに充填された空気を減圧して送り出すレギュレーターが合体しており、気軽に潜って水中を観察したり、泳ぎ回ったりできます。
同様のジャンルの潜水用ボンベは多数種類があるのですが、他の潜水用ボンベと違うのはタンクです。通常、簡易型のボンベの場合は、使い捨てのカートリッジを使用するか、大きなタンクからレギュレーターを使って小さなタンクにエアーの充填を行います。
SCORKLもボンベからエアーを簡単に充填して何度も潜る事ができるのですが、SCORKLには自転車の空気入れと同じ様なボンベに空気を注入する器具がオプションとして用意されているのです。
空気入れでタンクに空気を注入できるので、わざわざ大きなタンクを持ち歩かなくても良いのと、もしタンクの空気が空になってしまっても、空気入れがあれば無限にタンクにはエアーを入れ続けられるのです。
ショップでタンクにエアーを入れてもらうと自前のタンクでも充填費用は取られますし、ボンベを自前で持っていなければボンベのレンタル料も発生しますが、空気入れを持っていればそれらが全て無料です。
SCORKLにエアーを充填する空気入れはただ者ではありません。普通の自転車用の空気入れだとせいぜい2kg/cm²の圧力程度でしか空気を入れる事ができませんが、SCORKLの高圧ハンドポンプは何と約210kg/cm²(3,000psi)でエアーを注入できるのです。210kg/cm²はダイビング用のタンクとほぼ同じ充填圧力ですから、高圧ハンドポンプの高性能さがよくわかります。
潜るのにSCORKLと高圧ハンドポンプさえあればどこででも手軽に潜る事ができますので、ちょっと潜ってみたいと言う方にはまさに最適なダイビング器材と言えます。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)