自動的に目的の星を探し出してフォーカスを合わせてくれる天体望遠鏡「eVscope」

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天体観測を始めてみたいけど、どんな天体望遠鏡を買ったら良いのか分からない、という方も多いかと思います。

今回はアメリカの地球外生命の発見を目的としたNPO、カリフォルニア州マウンテンビューに本部があるSETI研究所と共同で開発されたスマートフォンを使って簡単に星を探す事のできる天体望遠鏡「eVscope」をご紹介致します。

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機能説明の前に、一番重要な天体望遠鏡としてのスペックです。 eVscopeは反射式の望遠鏡で基本仕様は以下となります。

有効径:11.43cm(4.5インチ) 焦点距離:450mm 焦点比:4 倍率:50/100/150倍 最大倍率:16倍

光学的にはスタンダードクラスの天体望遠鏡で、運が良ければ土星の輪の縞模様もハッキリと見えるレベルです。これに加え本製品はSONYの低照度CMOSイメージセンサー”IMX224″という人間の目には真っ暗にしか見えない0.005ルクスの環境下でも高画質なカラー映像の撮影ができるCCDを搭載しております。

長時間露光と独自開発(特許出願中)の画像処理アルゴリズムでCCDが捉えた画像を100倍に明るくし、観察者の眼に投影します。街中では一等星がポツポツとしか光っているくらいしか見えない星空が、富士山の頂上で見ているのと変わらないほどに夜空に輝く星々が明るく見えるのです。

多少雲っていても本製品で観測すれば、晴天時と変わらない状態で観測したのと同じ程度の映像を得る事ができます。映像はスマートフォンにワイヤレスで送る事ができますので、望遠鏡に取り付ける為のカメラやアダプタを使わずに本機で捉えた夜空をそのままお手持ちのスマートフォンやPCへ保存できます。

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もう1つの特筆すべき機能はAutonomous Field Detection(AFD)機能です。

AFDも特許出願中の技術で、例えばスマートフォンにインストールした”eVscope’s Control App”で見たい星座を選ぶとします。すると座標データは本体に送られて星座の方向へ向かって内蔵されたGPSや地磁気センサー、ジャイロセンサーの情報を元に自動的に移動してフォーカスを合わせてくれるのです。

従来の天体望遠鏡の自動追尾装置はここまでで、GPSの精度が悪いと方向も多少ズレてしまいますので初心者では目的とする天体がファインダーの中に写っているのかどうかさえ分かりません。

本製品ではレンズで捉えている星を自動的に検出し、2,000万個のスター座標データベースとの比較をする事で正確に星の位置と合わせる事ができます。初心者でも簡単に目的の天体を観測する事ができるととても便利な機能です。

例えば、今夜流星群が流れるというニュースが流れた時など。 通常はどの方向の空を見上げて良いのかすら分かりませんが、本製品があればスマートフォンを操作するだけで世紀の天体ショーを見る事ができます。 また、キャンペーンモードをONにしておけば、全世界で話題の天体ショーなどがあると自動的にイベント情報がスマートフォンに通知され、それを本体に転送すれば世界中で同じ製品を使っているユーザーと自分が見た星空を共有したりも可能に成っています。

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その他、詳細は下記商品ページにてご確認下さい。

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