ガラスオーブに宇宙を閉じ込めたオーナメント「Universe Sphere」

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宇宙はどういう形をしているか、みなさんはご存じでしょうか。

我々が住む地球や太陽系を含む宇宙空間は、球形でもどら焼きの様な中央部分がボールの様に膨らんでいて、ホットケーキの様な形をしている事が様々な観測機器の計測結果や大型コンピュータのシュミレーションから分かっています。

その形を肉眼で見る事は到底不可能ですが、今回紹介するレーザー彫刻「The Universe Sphere & The Milky Way in a Sphere」を見ながらその壮大な空間を想像してみてはいかがでしょうか。

この宇宙空間と天の川のレーザー彫刻は、人工衛星や電波望遠鏡等を使って観測されたデータに基づいて球体ガラスの中に縮尺彫刻されています。

本体を動かしながらあらゆる方向・視点からどう星雲が広がっているのかを感じとれる素晴らしいレーザー彫刻なのですが、それだけではありません。

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レーザー彫刻は、レーザーを当てた部分が過熱する事で物質が加熱変化を起こして収縮したり燃焼したりする現象を利用して彫刻します。

ガラスやクリスタルをレーザー彫刻する場合、通常はレーザーを透過しますのでいくら当てても熱変化は起こらないのですが複数の方向からある一点にレーザー光を集め、集まった点で光同士が衝突して熱変化を起こし彫刻する事ができるのです。

このレーザー彫刻では精密な作業を行う為、密度や屈折率がどの部分を取っても同じな、カメラのレンズ用として使われるような精度の高い材料を使い高精度なレーザー照射装置を使って加工が行われています。この緻密さこそが、本製品の素晴らしい所です。

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本体を飾る台座も4種用意されています。LEDで宇宙を浮かび上がらせる様に照射している為に、真っ暗な部屋の中で見るとまるで宇宙空間に行ったような気分になれます。

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