都市ならではの地形や階段を走行可能な8輪スケートボード「Stair-Rover」
2020年の東京オリンピック競技に決まってから新聞やTV、インターネットなどで取り上げられる機会が増え、以前にも増して目にすることが多くなったスケートボード。
1940年代にアメリカで始まった遊びが起源と言われ、日本では1970年代頃から公園や広場でスケートボードをする姿がみられるようになり、子供の頃に一度は乗ったことがある方も多いのではないでしょうか?
最近では、トリックを楽しむいわゆるスケートボード(ショートボード)の他に、移動手段として/クルージングを楽しむ(クルーザー)、坂道を下ってターンやライディングを楽しむロングボードなど、様々な種類のボードが楽しまれています。
今回ご紹介する「Stair-Rover」は、未舗装の砂利道を自由自在にクルージングしたり、階段を滑り下り可能な8輪スケートボード。
秘密は特許技術で開発した「V-frame(V-フレーム)」 8個のウィールを上下に少しずつずらして配置することで、8個のウィールは独立して上下に跳ね上がり、階段の形状に適合しながらスムーズに降りていきます。
ボードに預けた自分の重心をキープするだけで、階段をなんなく乗りこなすことができます。
V-フレームは振動を吸収してくれて、階段だけでなく、砂利道など、凹凸の道でスタックされることを予防します。
ユニークなハンドルデザインで、クールにボードを持ち運べます。
使ってみました
メーカー様のご好意により試作品を試乗させていただきました。 (あくまで試作品に乗った個人的な感想です。製品版とは異なる場合があります)
ボードは直進性が高く、安定しているので全くの初心者の方でも楽しくクルージングできそうです。
曲がる時の感覚が、通常のスケボーと違いますが、数回練習すればなれるレベル(8輪ある為、若干曲がりにくいです)
ホイールを調整します。初心者の方は最初はそのままで練習して慣れたらホイールを調整してください(市販のスケートツールをお使いいただけます)
通常のスケボーに比べ重量があるので、走行時に力が必要ですが、慣れれば女性やお子様でも楽しめそうです(トリックをするには、相当なパワーとテクニックが必要です。筆者のスキルでは出来ませんでした...)
※新しいデザインはデッキをもっと低くし、軽くて強く、そして敏捷性を増したデザインになるそうです
- 材料:アルミだった部分を繊維補強プラスチックに変更することで、重量を軽量にし、更に敏捷性と耐久性を高めました。
- デザイン:構造をシンプルにし、そして高さを低くしました。これによりもっと簡単に滑れるように改良しました。
仕様
- 高耐荷重のプラスチックV-フレーム
- エンプラPOM樹脂 (ポリアセタール) 仕様のボトムとサスペンションは、スムーズにストレスフリーのスケートを実現
- 8個の60mm 80a超高弾力ウィールで、柔らかい滑り心地を実現
- サイズ:L 80 x W 25 x H 12 cm
- 重さ:4kg
試乗の様子はこちら
新しい都会の移動手段!階段も砂利道も難なく走破!初心者でも安心!な8輪スケートボード 「Stair-Rover」
ぜひこの機会にお求めください。
安全にお使いいただく為に
- ヘルメット、膝、肘プロテクターなど身体を保護するものを身につけてください。
- 車、歩行者など周りの交通状況に注意してください。
- 階段を降りるには上級者向けのテクニックが必要です。
- 予想外の怪我や事故にならないため、基本の滑りを習得する前に階段降りを気軽に試さないでください。
- 階段を降りる際、まずは段差が小さいところから始めてください
- 法律・条例・ルールを守って楽しんでください