MoonLock機能が斬新なバックパック&クロスボディーバッグ「LIO」
このバックパックとクロスボディーバッグは、バッグの蓋にみなさんがよく目にするあの箱の原理を流用する事で思わぬ効果をいくつももたらしています。
この使い方が世間一般で広く知られると、きっと同じデザインのバッグが出て来るだろうなと予測でき、思わず関心してしまう「LIO」シリーズを今回はご紹介致します。
さて本製品の留め具(蓋)ですが、”MoonLock機能”と呼ばれるギミックを採用しています。
何かと言いますと、よくギフトボックスとして見かける”ピローケース”と呼ばれる半円形をした”かまぼこ型”の蓋と同じギミックを採用しているのです。
このピローケースは、左右の半円形をした蓋を折り重なる様に合わせる事で少々圧力が加わってもボックスの形が崩れず、しかもテープやホッチキスで止めていないのにも関わらず蓋が開く事がありません。
型崩れすると困る様なものを入れるのにはピッタリのケースで、折り込まれた紙を引き起こすだけで中身を取り出せ、またその半円形の蓋を元に戻せば元通りにラッピングできる特徴を持っています。
その構造を本製品はバックパックでもクロスボディーバッグでも採用しているのですが、理由の1つがジッパーはいつかは壊れるからとのがこのMoonLock機能を思いついた切っ掛けだそうです。
確かにジッパーは開閉していると変形したり緩んで来たりしていつかは壊れますし、バッグのジッパーは素人には簡単には交換する事ができません。
本製品は永く使って頂く為にジッパーではなく”ピローケース”の蓋と同じギミックを採用したのですが、結果的につなぎ目がわからないのでどこから開けられるのか迷っているウチに盗る機会を奪う、スリや窃盗対策にもなる効能も併せ持ってます。
まさか生地の端をパタンを折り畳むだけの蓋だなんて誰も考えつきませんし、普通はジッパーはホックがあるものと思ってますので、その点において常識を逆手に取ったこのMoonLock機能は斬新だと言えます。
しかも本製品は逆さにしても蓋が開かない不思議な特性を持っていますので、高価なデジタル機器を入れて持ち歩いたとしても不用意に蓋が開いて中身が出る事はありません。
本製品には残念ながらポケットがありませんが、バックパックは荷物を入れると底の方ばかりに小物類がたまり、探し出して取り出すのが大変です。
そこでバックパックにはオーガナイザーと呼ぶ取り出す事のできるシステムポケットが付属しており、ノートPCやスマートフォンを充電するのに必要なケーブルや充電器、その他小物類を分別して収納する事ができます。もしこれら付属品等を取り出したい場合はオーガナイザー毎取り出せば簡単に出し入れできる様になっています。
更に本体そのものもしっかりとした作りになっており、背当ての方を上にして膝の上におけばちょうどかまぼこ型の山の部分が膝の間に入って動かない様にしっかりと固定できるノートPC台にもなりますので、これからの季節は気をつけたい低温火傷の防止にもなります。
また撥水加工がなされていますので雨が降っても安心です。
ラインナップはクロスボディーバッグが1サイズ、バックパックは13インチのノートPCと15インチのノートPCが入る2種類が用意されています。