手軽に利用可能な高解像度SLAプリンター「Bean(ビーン)」のご紹介です。
Bean(ビーン)は、使いやすいように設計された高解像度で手軽に利用できる信頼性の高いSLAプリンター。
ディスプレイ技術の進歩に伴い、FDMプリンターよりもはるかに優れた印刷品質を維持しながら、FDMプリンターに近いコストで樹脂製プリンターを製作することが可能になりました。Bean(ビーン)は、高性能、高信頼性、低コストの3Dプリンターに対する消費者の要求を満たすために開発されました。
特徴/機能
スタイリッシュで出荷前に事前校正されており、スプリング式のセルフレベリングビルドプラットフォームが付属しています。
サイズは20 x 20 x 40 cm、重量わずか6.67 Kgでオフィス、スタジオ、ワークショップ環境などに最適なコンパクトデスクトップSLA 3Dプリンターです。
50ミクロンのXY解像度(10ミクロンのZ層の厚さが可能)で印刷するBean(ビーン)のプリント物は、DLP 3Dプリンターに匹敵する驚異的な高解像度。
下記のイメージはBeanが達成できる詳細をご理解頂くためにRuss Charlesが設計した同じFisherman Captainモデルをプリントしています。このモデルは35ミクロンのレイヤー厚でプリントされています。
プリンタは、12.1 x 6.8 cmと15 cmの高さの均一な最大造形面積が特長。均一性を証明するために1つのプラットフォーム上に層厚25ミクロンの39個のリングをプリントしています。デジタルモデルのプロングの直径は0.0567インチ/1.44mm、4隅の周りにプリントされたプロングの直径は約0.0563インチ/1.43mm、中央のプロングの直径は約0.05866インチ/1.49 mmです。
プリントアウトの均一性は、プラットフォーム全体で95%以上を誇り50ミクロンの層の厚さでは、印刷速度は1時間当たり1〜2cmの範囲になります。
プリント物の表面も滑らかに仕上げます。
LCDベースのSLA 3Dプリンターです。レーザーやDLPを使用してパターンを生成する代わりに、高解像度2K LCDパネルと紫色の405nm LEDランプを組み合わせて、3Dモデルのスライスをレジンコンテナの床に投影します。平均消費電力はわずか50Wの低消費電力設計です。
レジンコンテナはTitan 2 DLP-SLAプリンターのPSP(パッシブセルフピーリング)樹脂容器を改造したものです。オリジナルのPSPと同様に、この新しいバージョンはPSP-Dと呼ばれています。テフロンフィルムのみを交換する必要があります。
フィルムの寿命は、印刷されたモデルのサイズに依存しますが一般的には、20〜50のプリントが可能です。分離力を低減するためにコンテナの片側から剥離が始りその結果、印刷はより信頼性が高く、詳細は保存され、より大きなモデルを印刷することも可能です。
Bean(ビーン)は現在、ソフトウェアのツールチェーンを使用しており、Webブラウザによって制御されています。Kickstarterキャンペーンの後に統合バージョンの開発を開始します
Beanはモバイルデバイスからもコントロール/モニター可能です
レジン
SLA 3D プリンターはプリント時にレジンが必要となります。この液状樹脂は、光パターンが当てられると硬化し、3DSR高解像度樹脂はさまざまな用途に合わせて徹底的に配合されており、ユーザーに最高の結果を保証します。現在Bean(ビーン)のキャスタブル樹脂を評価しており、出荷前に最適なキャスタブル樹脂をリリースします。
仕様
- フットプリント:20 x 20 x 40cm
- ビルドボリューム:6.8 x 12 x 15cm
- XY軸解像度:50μm
- Z軸解像度:10μm
- スピード:10~20mm/毎時
- 重量:6.8kg
- プリントアウト均一:>フィーチャーサイズ1.5mmの場合95%
- パターン生成:2K LCDパネル
- 照明ソース:40W 405nm パープルLED
- VAT:PSP-D(ドラムタイプPSPコンテナ)
- ソフトウェア:Webベース
- ワイヤレスプリント:WiFiリピータ経由
- ゼロキャリブレーション:プリキャリブレート0/オプティカルセンサー
- プラットフォームレベリング:セルフレベリング
- レジン:サードパーティ互換
- システム要件:Windows、Mac、Linux、その他ポータブルデバイス
各プリンターにはスターターキットが同梱されます。
パッケージ内容
- Bean 3D printer本体
- レジン250mLボトル x 1(カラー:グリーン)
- レジンコンテナ x 1
- ビルドプラットフォーム x 1
- スターターキット x 1