Tilter Kit|傾きが変える、タイピング体験。角度付きキーキャップで効率アップ「Tilter Kit」(ティルトーキット)のご紹介です。

一般的なメカニカルキーボードはコスト削減のためフラットに設計されていますが、フラットな列配列は指を上下に伸ばす必要があり、関節に負担がかかります。長時間の作業やゲーム後には疲労がたまり、タイピング速度の低下や指の痛み、さらには RSI(反復性ストレス障害)につながることもあります。
MX Tilting Kit は、そんな問題を数秒で解決。既存のMXスタイルスイッチにアダプターをスナップ装着し、キーキャップを戻すだけで、15°/25°のなめらかなキーカーブが完成。各列が指先に近づき、快適なタイピングを実現します。
パーツは自由に組み合わせられるので、好みに合わせた曲面構成が可能。一部をフラットのままにすることもできます。

即効性のある効果
- 指の伸ばしが減ることで、関節の負担を軽減
- 移動距離が短くなることで、スムーズで高速なタイピングが可能
- すべてのMXキーキャッププロファイルに対応。特別なキットは不要
- モジュール式で、列ごとに角度調整も自由自在

簡単インストール
MX Tilting Kit の取り付けは簡単。対応キーボードに装着するだけで、すぐにパーソナライズされた快適なタイピング環境が整います。初心者でも安心、技術的な知識は不要です。
対応キーボードと制限

本製品はほとんどのキーボードに対応していますが、特に分割型キーボードや60%以下のキーボードでの使用を推奨します。
75%以上のキーボードにも対応はしますが、ファンクションキー列があることで傾斜の安定性や操作性がやや低下する場合があります。
※ISO Enterキーやテンキーなどの縦型スタビライザーは非対応です。
キーキャップの推奨
すべてのMXプロファイルのキーキャップに対応(OEM、Cherry など)していますが、理想的なカーブを得るにはXDAやDSAのようなフラットトップのキーキャップが推奨されます。

スイッチのぐらつき(Wobble)について
高さを加えることでスイッチのぐらつきが目立つ可能性があります。これはスイッチ自体の特性によるもので、使用感はスイッチによって異なります。

スタビライザー使用時
スタビライザー付きのキーでは、**1キーあたり3つのティルター(軸)**を使用します。Modifierキーも簡単に傾斜調整が可能です。

ISO Enter キーには非推奨

構造上、一部のISO Enterキーでは装着可能ですが、多くの場合適合しません。写真では上部スタビライザーのみに15度ティルターを装着し、他の部分は素のままで対応しています。
慣れるまでの学習曲線
ティルターを取り付けると指の移動距離が減るため、タイピングの位置感覚が少し変化しますが、すぐに慣れるとの声が多数です。

75%キーボードにも使用できますが、ファンクション列と数字列のティルターは共通のため、完璧な高さ調整は難しい場合があります。
おすすめ構成例
60%キーボードやそれ以下のサイズに最適です。

ラージスプリットキット:Dygma Defy、Moonlander、Lily58 などに対応

スモールスプリットキット:Corne、Ferris、Span などに対応
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