電池不要でチタン製ボディーのLED懐中電灯「Lumen」
あなたの生活はエコですか?
と質問おいて何ですが、エコな生活ってどの様な生活なのでしょうね!?
できるだけ消費しない生活がエコなのか?とも思ってしまいますが、できるだけゴミを出さない、リサイクルできるものはリサイクルゴミとして出すのもエコな生活ですよね。
電池でもそうです。エコを考えれば使い捨ての乾電池を使うよりは充電池を使った方がエコです。初期投資は高いのですが、繰り返し使えますので結果的に電池を買っているよりもお得になります。
そんなエコな充電池も、充電器がなくては充電できません。充電器も電気が無ければ充電できません。自然災害等で電気が使えなくなったらどうしましょう。充電できなければ電池を使った機器は無用の長物です。
電気が来ていない時に重要なのが灯りを取る懐中電灯です。懐中電灯の電池も、未使用状態が長く続くと自然放電で容量が減って行きます。そしていざと言う時に点灯せず、電池を探し回るって事も多々ありますよね。
そんな非常時に、必要な懐中電動をバッテリーレスで光らす事ができるのがこの「Lumen」です。
「Lumen」は本当に電池が不要です。と言うか、LEDを点灯させる為の電源が不要です。ではどうやって点灯させているのか?太陽光で充電しているのでもなければ振って振動で発電しているワケでもありません。
なんと、体温で発電するのです。
「ペルチェ素子」って聞いたことありませんか?ペルチェ素子は2種類の金属の間に電流を流すと片側の金属からもう片方の金属へ熱が移動する事によって、片側は冷たくなり、もう片側が熱くなると言った性質を持つ電子部品の1つです。
言い換えると、片側が熱くて、片側が冷たいと電気差が生じます。この原理を利用したのがこの「Lumen」です。
「Lumen」は、外気温が低く、発電素子の片側が28度以下。実際に触って反対側が36度以下であれば電気が発生して内蔵のLEDを点灯させます。
つまり、片側は人間の体温で暖める事ができ、外気温が28度以下であれば触るだけで発電できる言うワケです。
冬であれば、かなり温度差が大きいので、出力される電流も多くなり必然的に明るくなります。また冷却側もできるだけ温度が下げられる様に工夫されており、冷却側に使うボディーはアルミやチタンでできています。
暖める側は指紋の描かれたプレートを親指(冷えていない場合を除く)を乗せるだけで、電位差で発電されLED懐中電灯を点灯させる事ができます。
つまり外気温が低く体温が高ければ高いほど発電の力は高く、明るく光らせる事ができ、しかもバッテリーは一切不要ですし、バッテリーを充電する必要もありません。
また「Lumen」には暗闇でも見つけやすい様にトリチウムガスが封入された自己発光タイプのガラス管が内蔵されており、トリチウムの半減期は12年ですので早々すぐには暗くなったりしませんので、暗闇でもよく目立って見つけやすい様に作られています。
(記事本文提供:KURA BASE)