コードに束縛されずに真の音楽を楽しむ完全ワイヤレスステレオイヤホン「Aria One」
完全ワイヤレスステレオイヤホン(ヘッドホン)の先駆けとなった「Earin」が発売されたのは2015年の年末でした。2016年発売予定のワイヤレスステレオイヤホンはDash、Dot、Nextear、RippleBudsなどですが、この3月からバッカー向けにDashの出荷が始まったぐらいで、本格的な流通はまだまだ先。国内メーカーの動向もONKYOが2015年9月にIFAで完全ワイヤレスインナーイヤーヘッドフォン「W800BT」を2015年11月にヨーロッパで販売すると発表しましたが、その後の動向は不明です。
そんな中、突然ですが、RAKUNEWでは新興オーディオブランド「fFLAT5」の完全ワイヤレスステレオイヤホン「Aria One」を2016年4月22日より国内で初めて発売を開始しました。
「Aria One」は日本向け技術基準適合証明を取得しており、日本国内で安全にご利用いただけます。また、日本でのサポート拠点もあり、日本語でのサポートも行われます。
ということで、今回もワイヤレスオーディオ好きな編集Mが、最新の完全ワイヤレスステレオイヤホン「Aria One」を、先行するEarinとの比較も交えつつご紹介します。
2016年こそ、完全ワイヤレスステレオイヤホン普及元年と言われることになりそうですよ。
なお、初回販売分は送料無料の限定特価でのご提供はもちろん、オリジナルノベルティー(巾着バッグ、デニムキャリーケース)をもれなくプレゼントします。長いレビューになりますが、最後までお読みいただき、興味を持たれた方は是非この機会にお買い求めください。
fFLAT5 Aria Oneとは
fFLAT5はヘッドホンとイヤホンを開発する香港に拠点を持つ企業Sanwa Global Limited(以下Sanwa)の新興オーディオブランドで、自社製品に日本の古河電気工業株式会社(以下古河電工)と共同開発した超微細発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)を用いたスピーカー振動板を製品に採用しているのが大きな特徴です。会社名も日本企業っぽいですが、採用製品も日本企業と密な関係にあるだけに、製品パッケージはもちろん、ブランドサイトも日本市場を意識し、しっかりとローカライズされています。
スピーカードライバーは通常、単純な被覆・非被覆紙またはプラスチック素材のスピーカー振動板で構成されますが、fFLAT5チームはスピーカー振動板の素材という原点に立ち返って研究に着手。そのパートナーとして、工業用材料とその応用技術の提供で世界をリードする日本の古河電工がジョイン。
両社により、驚異的な密度と弾力性、耐熱性と耐湿性により、どのような環境や気候の変化の中でも優れた原音再生を安定して実現するMCPET(超微細泡光反射板)を振動版の材料に採用した、かつてない新しいスピーカードライバーを市場に送り出すことに成功。
そうして生まれた、優れた原音再生を安定して実現する日本生まれのスピーカー振動板、同じく古河電工製OFC(無酸素銅)銅線のスピーカーコイル採用など、高音質実現のために国産技術を惜しみなく投入しているとのこと。
Aria Oneは、fFLAT5ブランド初となる完全ワイヤレスステレオイヤホンで、そのコンセプトは、「コードに束縛されずに、真の音楽を楽しむ〜TRUE Wireless. True Music.」。
音楽を聴くときに絡まるコードの悩みを解決するため、Aria Oneは最先端のBluetooth機能を搭載しています。
Bluetooth波長は人体を通しませんが、Aira Oneは親機から子機へ頭の周囲を伝って電波を送信する独自開発技術「サラウンドアンテナ設計」を用いることで、小型耳栓タイプのイヤホンを左右で連携。従来の技術の限界をクリアして、トータルで立体的な音質効果を提供しているとか。
単体での連続音楽再生時間は4時間で、付属の卵型充電器により、Aria Oneを3回フル充電が可能。トータル10時間以上、たっぷりと音楽を楽しむことができます。
室内やアウトドア、さらには旅行先でも最高の音楽が楽しめる音楽愛好家のベストパートナーを目指すワイヤレスステレオイヤホンがAria Oneとのこと。
Aria Oneの主な機能と製品仕様は以下の通りです。
- 古河電工のMCPET(超微細泡光反射板)を使用したスピーカードライバー(特許取得済み)
- Bluetooth 4.0(オーディオデバイス1台のみ接続可能)
- サポートコーデック:aptX
- Complyイヤーチップ互換
- IPX5 防水
- 充電可能なパワーケース
- ワイヤレス有効距離:最長10m
- 音楽/通話時間:最長4時間(iPhoneの音量設定が4程度の場合)
- スタンバイ:100時間
- サポートファイル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP
- CVCノイズキャンセリング
- コントロールボタン:ペアリング/プレイ/ポーズ/応答/終話
- スピーカーサイズ:9mm
- インピーダンス:16Ω
- 再生周波数帯域:20Hz-18kHz
- 最大入力:20mW
- 音圧感度:99dB
パッケージ、本体
前置きが長くなりましたが、ここからはAria Oneの実物をご紹介していきましょう。
パッケージ
パッケージは、紙製ですが透明塩ビの窓からAria Oneと充電器本体が確認できます。側面に日本向け技術基準適合証明のシールが貼られています。
中身は、Aria One本体(左右1組(右/ホワイト・左/ブラック)、専用充電ケース、充電用microUSBケーブル、シリコン製イヤーフィット(3セット・S/M/L)、コンプライ製T-500イヤーチップ(3セット・S/M/L・ブラック)、イヤーフィン(3セット・S/M/L)、ポーチ、ユーザーガイド。
Aria One本体
Aria Oneは、先行するEarin同様、完全ワイヤレスのステレオイヤホンなので、デザインが線対称の左右ペアのイヤホンで構成されます。
本体サイズは、縦28 x 横22 x 奥行き30mm程度。耳に入るイヤーピース部を除くと、厚みは15mmほど。ちょうど自分の親指の先ぐらいでした。普通のイヤホンよりは大きめですが、4時間保つバッテリーや9mmのスピーカードライバーを内蔵してこのサイズに収めたのは立派です。
材質はツヤのあるプラスチック。耳にフィットする様、複雑な3次曲面が採用されていますが、IPX5防水実現のためパーツの接点には隙間もありません。
側面にはエンボスブランドロゴが施されており、これが電源・再生等のコントロールボタンを兼ねています。コントロールボタンの隣にステータスを視覚的に伝えるLEDインジケーター。背面に2つ充電用の端子が確認できます。
Aria Oneがユニークなのは、左右異なるカラーリングを採用していること。右がホワイト、左がブラック。物事は陰と陽のバランスからなり、 相反するもので宇宙がなりたつ「Yin&Yang」思想を感じさせるカラーリングです。
充電器について
付属の卵型充電ケースですが、サイズは80 x 34 x 49 mm程度で、一般的な鶏卵と同じぐらいのサイズです。ブラックスモークのプラスチック製。内部は左右の本体がぴったり収まる加工が施されています。本体を吸着するマグネットも内蔵されているので、鞄の中でケースが暴れて本体がはずれることもありません。
出力は5V/500mA。付属のmicroUSBケーブルで充電します(入力は5V/500mA)。充電ケースの内蔵バッテリーフル充電時間は約2時間。
Aria One本体を収め、中央の機能ボタンを押すとAria Oneへの充電が開始されます。充電中はケース中央のLEDがゆっくり青色に点滅し、イヤホンのLEDが赤色に点灯します。イヤホンの充電が完了するとLEDが消灯します。イヤホンのフル充電までは約45分。
ケースのバッテリー残量は、本体をセットしない状態で機能ボタンを押せば確認可能。フル充電で青色点灯、20〜100%でゆっくり青色点滅、20%未満でゆっくり赤色点滅です。
イヤホンとケースを同時に充電することも可能。イヤホンを収納した状態でmicroUSBケーブルをケースに接続し、機能ボタンを押します。両方の充電完了までは約2時間。
充電器のフタに半透明のスモーク素材を採用しているので、充電時のLEDがケース越しに確認できるようになっています。
なお、iPhoneなどのiOS搭載デバイスはバッテリーの残量表示が可能です。ペアリング後、上部メニューのBluetoothアイコンの右に表示されるゲージがAria Oneの親機のバッテリー残量を表しています。
イヤーピース
シリコン:オリジナルと思われるシリコン製は3サイズ(S/M/L)が付属。
コンプライ:T-500のブラックモデルが3サイズ(S/M/L)付属。
イヤーフィン:3サイズ付属。イヤホン本体にイヤーフィン専用ガイドがあるので自分の耳の形に合わせて選択しましょう。
充電器はイヤーフィンを装着したままでも充電が可能なようにイヤーフィン用の溝が切ってあります。
耳の形は人それぞれ。しかも左右でも異なります。耳に合わないと低音が出なかったり、周りの音が聞こえたり、音漏れにも繋がります。シリコンとウレタン、それぞれフィット感も異なりますし、好みもあるでしょう。時間を掛けて、6つのサイズの中で自分が最も良いなと感じる音が得られるイヤーピースを探しましょう。
シリコンまたはコンプライで好みのサイズが見つかったら、市販の互換品の中から、用途に応じて自分好みのものを追加していくのも楽しみのひとつです。
編集Mの個人的評価
デザイン
2カラー展開を含む、独特のデザインは好みが分かれるところかもしれませんが、むしろそこに個性を感じます。装着時の外観は昨今はやりのカスタムイヤーモニターを使っているかのようでもあります。
全体的に厚みがあり、重さもあるので、手に余る、もとい、耳に余るかと思ったのですが、実際は想像以上に安定して装着できます。標準のシリコンでも問題無いですが、コンプライを使用すればさらに安定します。
メーカーのプロモ画像をご覧いただければおわかりの通り、女性モデルが装着していても違和感無いです。
遮音性と音漏れについて
家人に手伝ってもらい、音漏れの度合いを検証しましたが、ジャストフィットのコンプライのM装着時はフルボリュームに対して音量が70~80%ぐらいでも漏れは無いと言われました。
実際、通勤時に電車の車内で何度も検証しましたが、音漏れの心配が無く、ボリュームを上げられてるので、それが遮音性の向上に繋がり、ノイズキャンセリング機能が無くても、音楽が聴きやすくなるメリットを感じました。
ジムでも、シリコンとコンプライ両方、かなりの頻度で使用しましたが、ランニングでも筋トレでも一度も外れたことはありませんでした。ジムは喧噪な場所なので通勤時よりも音漏れに気を遣わなくて良いので音量をおもいりき上げることができます。
さらに、Aria Oneは完全ワイヤレスなので、左右のイヤホンを繋ぐコードもありません。ランニング時は、体が常に動きますし、マシンの音もうるさいので、擦れ音がなく、音楽に集中できる完全ワイヤレスステレオイヤホンは本当に快適です。
音質について
使う人の耳の形、イヤーピースの種類、フィット具合、サイズで音質はガラッと変わりますので、その点はご了承ください。
シリコンタイプはフジヤマのような形状。普段はMを使う自分に最もフィットしたのはLサイズでした。使った音源はiPhone 6plus。iPhoneはまだaptXには非対応なので接続コーデックはSBCに限定されます。
全体的には高域が少なめの中低域中心のふわっとした柔らかめのサウンド。それでも、古河電工のMCPET(超微細泡光反射板)を使用した9mmのダイナミックスピーカードライバーの威力なのか、SBCながらも抜けの良い高音質サウンドが楽しめます。最近のAndroidデバイスならaptX対応なので解像度の高い高音質が楽しめるのではないでしょうか。
イヤーピースは、好み、使用する場所、音楽種類によって使い分けるのが愉しいですよね。コンプライのイヤーピースに付け替えると低音が増強されます。
完全ワイヤレス製品のサガですが、遅延が少ないと言われるaptX対応でも動画の音声再生は遅延が出ます。こちらについては、今後の技術革新に期待しましょう。
Earinとの比較
現状、唯一の競合商品となるEarinとの仕様の比較をまとめてみました。
サイズこそ負けますが、バッテリーライフ、単体での操作性、ダイナミックドライバーならではのパワーとaptXの高音質、防水性能など、Earinに負けず劣らずの性能を持ち合わせていることがおわかりいただけると思います。
実は自分、以前Earinの右本体を混雑している電車の中で落としてしまい、探すのに苦労したことがあります。さらに、夜道で充電ケースから本体を取り出す際には左本体を落とし、さらにそれを自分で蹴っ飛ばしてしまい、無くしてしまったことがあります。後者は翌朝奇跡的に見つかったのですが、人に踏まれて傷だらけになっていました。EarinはBluetoothオーディオに良くあるLEDの点灯や点滅が一切無く、色味も黒で、なにより小さいので見つけにくいんですよね。
一方でAria Oneは本体はそこそこの存在感があり、右耳はホワイト、さらに両耳ともLEDがあるので、真っ暗闇の中でもLEDが認識できるというメリットはありそうです。
音質についての評価は、BAとダイナミック、それぞれの良さがあるのでどちらが上とは言えません。EarinもAria Oneも音質に関してはまだまだ様々な課題は残っていると思いますが、個人的には、屋外で楽しむ音楽にそれほど音質は期待していないですし、完全ワイヤレスであることのメリットを享受できることの方が大きいと感じています。コードから解放されると本当に気持ちが良いです。
オススメポイント
- 日本企業と共同開発したスピーカー振動板
- 充実の付属品(イヤーピース、ポーチ等)
- 単体で4時間、充電器でプラス12時間の長時間再生
- 単体での操作(電源オンオフ、再生停止)
気になるポイント
- 少々大きめ
- 専用充電器以外受電する方法がない(EARINも同じ)
- AAC非対応
- モノラルミックスができない(アクセシビリティーで設定しても不可)
- LEDが目立つ(場合によってはメリットにもなりうる)
その他気が付いたこと・TIPS
検証の過程で個人的に気が付いたことなどをいくつか。
ドロップアウト
駅前等、WiFiの電波が多く飛び交う場所で、左イヤホン(子機・ブラック)がまれにドロップアウトする場合があります。大概は自然に治りますが、ドロップアウトが治らない場合は、一度コントロールボタンで音源の再生を停止した後、再度コントロールボタンを押して再生を再開すると元に戻ります。
参考までに、Earinの場合はドロップアウト後に左右の定位が不安定になり徐々に真ん中に戻りますが、Aria Oneのドロップアウトは聞こえるか聞こえないかしかなく復帰すると自ずと定位が中央に戻ります。
マルチペアリング
仕様ではオーディオデバイス1台のみ接続可能とのことですが、手持ちの環境で一部マルチペアリングが可能なことを確認できました。ただ、複数の機器とペアリングした状態からAria Oneの親機だけの電源を入れると、親機がスマートフォン2台に接続されてしまい、その後に子機の電源を入れても子機を認識しなくなってしまいます。
複数の機器でAria Oneを運用する場合は、面倒でも使いたい機器だけBluetoothを有効にしてから電源を入れることをオススメします。電源も親機、子機の順でオンにしましょう。
片耳での利用
取説には記載が無いですが、子機単体でもオーディオデバイスとペアリングできました。製品の仕様上、子機と比べて親機のバッテリー消費が激しいので、いざという時に子機を単体で使うことができるのは頼もしい限り。単体なら動画音声の遅延も少なくなりますしね。
音声ガイダンスについて
Aria Oneの製品ページに記述してありますので割愛しますが、取扱説明書の内容と一部変更がありますので、大事なところだけこちらでもお伝えしておきます。
親機(右・ホワイト):
- Power on(電源オン)
- Battery high/mid/low(バッテリー残量 多い/中ぐらい/少ない)
- Device One connected(デバイス1と接続)
- Device Two connected(デバイス2と接続)
- Right channel (右チャンネル)
Aria Oneは親機からみて子機もひとつの接続デバイスとして数えますので、子機をデバイス1、音声を出力するスマートフォンがデバイス2と認識しています(電源を入れる順番によっては逆の場合もあります)。
子機(左・ブラック):
- Power on(電源オン)
- Battery high/mid/low(バッテリー残量 多い/中ぐらい/少ない)
- Device One connected(デバイス1[親機]と接続)
- Left channel (親機と接続完了後にアナウンス)
fFlatに質問してみた
親機または子機を紛失した場合の対応など、個人的に気になることがあったのでfFlatに質問してみました。しっかりと回答をもらっていますのでそれも掲載しておきます。
Q1.親機あるいは子機のどちらか一方を紛失した場合、紛失した方を購入するだけで、親機と子機をペアリングできるのでしょうか。
- A1.親機と子機のどちらか一方を紛失などにより片方のみを再度ご購入頂いた場合、ペアリングは可能です。既存品と交換品の両方のボタンを約9秒間一緒に長押しして頂くとLEDがグリーンとブルーに交互に点滅し、自動的にペアリングされます。
Q2.親機または子機どちらか一方だけの電源を入れてモノラルで利用可能でしょうか。
- A2.親機のみモノラルでご利用可能です。子機は親機とのペアリング時のステレオ効果に付随するための機能となります。モノラルでご利用後に子機をペアリングしてご利用の場合は、一度親機の電源を切って頂き、再度親機の電源を入れてから通常通り子機の電源を入れてご利用下さい。
Q3.本体とカプセルの充電回数は?またはバッテリー交換可能ですか?
- A3.本体及び充電器の充電回数は500回となります。バッテリーに関する保証期間6ヶ月を過ぎた場合の無償交換はできませんが、別途ご購入頂くことは可能です。
Q4.保守用の商品(イヤホン本体と充電器)は購入できますか。
- A4.保守商品をお買い求めご希望の際は、日本総代理店に直接お問い合わせください。
東祥インターナショナル株式会社 Tel.03-5244-9928
Forte Twoの紹介
今回、Aria Oneと同時にfFLAT5社のiPhone用ファッショナブルイヤホン「Forte Two(フォルテツー)」の販売も開始しました。
Aria One同様、左右のイヤホンのハウジングのカラーリングが異なる個性的な有線のステレオイヤホンです。カラーリングは、パープル・レッド、ブルー・オレンジ、ゴールド・グリーンの3種類。左右の耳から覗く色違いのハウジングがなんともファッショナブルです。
ケーブルは絡みにくいマット仕上げの平形きしめんタイプ。右イヤホン下の内蔵リモコンで、iPhoneの音楽再生・停止、早送り・早戻し、曲送り・戻し、音量上下、内蔵マイクによる通話が可能です。
なお、Androidスマートフォンやオーディオプレイヤーでも利用可能ですが、リモコン操作ができない場合がありますのでご購入の際はご注意ください。
Forte Twoでは、Aria One同様、古河電工製の特許材料MCPET(超微細発泡光反射板)を用いた10mmのスピーカー振動板を採用。音域の解像度、原音の再現、重低音、いずれにおいてもオーディオマニア級のものを提供するとしています。
Aria Oneのスピーカーは9mmとたったの1mm違いですが、イヤホンジャック接続ですので、音源によってはAria Oneよりも高音質なサウンドが楽しめます。
付属するイヤーピースはAria Oneと同じシリコンタイプ(3セット・S/M/L)とコンプライS-200(1セット・Mのみ)。
Aria Oneと同条件のApple Musicで試してみましたが、ソースがAACながらも、バランスの取れたサウンドが堪能できました。
個人的にはコンプライS-200が相性良いと感じました。普段使いはもちろん、動画を楽しむことが多い方、Aria Oneのバッテリー切れ対策のバックアップとしてもオススメです。