スマホスタンドにもなるイヤホンストラップ「Spark」
一般的な有線タイプのインナー型イヤホンは、下を向いた時にケーブルが前に来てしまい鬱陶しく感じる事がありますよね。
勉強している時であれば鉛筆を持っている手にケーブルが当たったり、ドリンクのカップを口に持って来る時にケーブルが邪魔になったりとあまり良い事はありません。一方で、ケーブルを首の後ろに回すのもイヤホンを耳に入れる作業が意外と面倒ですよね。
そう言う時にメガネストラップの様なケーブルを止めておけるものがあれば便利だと思いませんか?それが今回ご紹介するイヤホンストラップ「Spark」です。
Sparkはカメラストラップの様な紐にフックがついた単純なストラップとはかなり違います。
特徴はイヤホンケーブルをフックする部分の構造です。フック部分は金属と合皮で作られたベルトと磁石で構成されています。磁石を外してベルトをケーブルにかけて磁石をベースの部分の金属にくっつけて磁石の部分を引っ張ってしっかりとケーブルをホールドさせれば装着完了。
外す時も磁石をピンと指ではじいいてベルトを外してやればケーブルもすぐに外れます。メガネ用のストラップだとこうは簡単に外せず、ずっとくっついたままです。
ケーブルを何かに引っ掛けてイヤホンが引っ張られたとしても、Sparkを使用時は持って行かれるのはイヤホンだけです。こうしたすぐに外れる構造は便利でなにより安全です。
フック部分を繋いでいるワイヤーの部分にも秘密があります。このワイヤー、ただの紐ではありません。柔軟に形を変形できる形状記憶ワイヤーを使っているため、曲げた形をそのまま維持できるのです。
専用ケースが付属するイヤホンも多いですが、出し入れが面倒でそのまま丸めてバッグやポケットの中に入れたり、イヤホンのケーブルそのものを使ってまとめてしまったりしているウチにケーブルが劣化してしまい、遂には早々と断線(線が切れてしまう事)してしまうなんてことも…。
イヤホンのワイヤーの代わりにSparkをグルグルとイヤホンケーブルの束に巻いてやればイヤホンケーブルが折り曲げられて断線する可能性は減りますし、Sparkを持ち運ぶのでイヤホンと一緒に合体させておけば邪魔にもなりませんし、使う時は同時に使いますからまとめておけば一石二鳥ですよね。
この形状記憶性能は別な面でも生きてきます。曲げる事でスマホスタンドにもなるのです。
スマホスタンドがあると少なくとも片手はフリーにできますし、机の上に平置きした場合は画面を上から覗き込む形になり姿勢も悪くなってしまいますが、スタンドを使う事で下を向く時の首の角度も浅くなりますから姿勢にとっても首にとってもメリットになります。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)