決定的瞬間を激写するウェアラブル・スマートカメラ「Perfect Memory」
動画投稿サイトを見ていると、一体どうやって撮影したのだろう?と感じる映像ってありませんか?やらせ一切無しの決定的瞬間を撮影した映像などです。
最近のカメラは起動も速く、撮影までのタイムラグが非常に少なくはなって来ていますし、スマートフォンも慣れてしまえば2~3秒もあればカメラを起動できる人もいるでしょう。
ただ、その2~3秒が決定的瞬間を逃す要因になってしまいます。撮影しようと思った瞬間に既にその撮影シーンは始まっているので、撮影準備ができた頃には終わっている事だって有り得ます。
いつ起こるかわからないシーンに備えてずっとカメラやスマートフォンを構えているのはナンセンスですし、盗撮と勘違いされる可能性もあります。
今回ご紹介する「Perfect Memory」があれば、その様な疑いをかけられる事もなく決定的瞬間を逃しません。
Perfect Memoryは、1200万画素CCDを採用しF2.8画角140度の広角レンズを搭載したGoProの様なカメラです。大きさはGoProの1/3、重さも52グラムしかなくまさに常時身につけておいて撮影するには目立たずなおかつ負担にならない重さのカメラです。
動画は1080P/60fps、1080P/30fps、720p/120fps、720p/60fpsで、静止画は12MP、8MP、4MPで記録できます。
高速で動く物体を撮影するのには720p/120fpsというスペックが生きて来ます。60fpsだと1秒間に60コマでの撮影しかできませんが、倍の120fpsになれば綺麗に止まっている様に撮影する事ができるので映像のクオリティが上がります。
撮影した映像は128GBの大容量内蔵メモリーに保存され、専用アプリをインストールしたスマホとWi-Fi接続して、保存された映像や静止画を鑑賞したりスマートフォンへコピー、移動する事ができます。GoPro同様にスマートフォンで画像を確認しながらストリーミング撮影する事も可能です。
ビデオ撮影のモードは、独自の”自動編集モード”があります。Perfect Memoryは電源をONにするとレンズを通して撮影された映像が一時記憶メモリーに録画されます。そこから録画ボタンを押す事で最初に設定した時間分(10/30秒、1/2/3/4/5分)遡ってメモリーに記録するモードです。決定的瞬間を見届けた後に録画ボタンを押せば、決定的瞬間がしっかりとメモリーに保存されます。
”タイムラプス撮影”には、1/2/5/10/20/30秒の設定時間で撮影するモードがあります。
”ドライブレコーダーモード”は1/2/3/10分刻みでファイルをカットして記録し、メモリーがいっぱいになれば古いファイルから消去して最新の撮影映像を記録します。
静止画の撮影モードは、
- タイマー撮影:1/2/5/10/30/60/120秒
- タイムラプス撮影:1/2/5/10/20/30秒
- シャッタースピード優先モード:1/4096, 1/2秒, Auto
という多彩な撮影モードが用意されています。
特に動画の撮影は実用的なモードが用意されており、小型ながらも1000mAhものバッテリーを内蔵しているので、自転車やバイク用ドライブレコーダーとしても利用する事ができます。ただGoProとは違い防水ではありませんのでその点はご注意下さい。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)