回りのモノ全てが楽器になるMogeesが音ゲー専用になった「Mogees Play」

12いいね!

楽器を演奏してみたいと言う人も多いと思いますが、そのためには楽器そのものの調達と練習が必要で、一朝一夕に習得できるような楽器はそうそうありません。一方で楽器を買ってはみたもののうまくいかないと言う人もいらっしゃると思います。

そう言う方でも机や椅子、身の回りにあるものを叩いてビートを刻む事はできますよね。そうしたビートをリズムや音楽に変換してくれるのが今回ご紹介する「Mogees Play」です。

画像

Mogees Playは既発売の「Mogees 」の簡易版でMogeesが演奏・作曲用デバイスだったのに対して、Mogees Playは回路や心臓部である振動センサーのスペックを落とす事でコストダウンを図り、手軽にゲームを楽しめる様にしました。

Mogees Playの使い方は簡単。スマートフォンに専用のゲームアプリをダウンロードし、3.5mmイヤホンジャックにアダプタを差し込み、そこに振動センサーを差し込むだけです。3アダプタには3.5mmイヤホンジャックが内蔵されており、イヤホンを使用して遊ぶ事もできます。バッテリーも不要で3.5mmイヤホンジャックからの給電で動きます。

Mogeesの仕組みですが、例えば机の端をトントンと叩けばその振動は四方八方に伝わり、反対側の机に耳をくっつけておけばトントンと言う音が聞こえます。ただその音は同じ強さ、スピードで叩いたとしても実は聞く人の耳からの距離で変わって来るのってご存じですか?

地震を思い出してもらえばわかりやすいかと思いますが、震源地から近い所では非常に大きく揺れますが、震源地から遠くなれば遠くなるほど揺れは小さくなりますよね。

机の同じ場所で叩いても強く叩けば音は大きく振動は大きくなりますが、遠い場所で叩けばその振動は小さく音は小さくなります。Mogeesはその振動を拾ってその振動を数値化する事で音に変換してソフトウェア側でその数値を音に変換しています。

画像

Mogees Playにはそうした仕組みを利用した3つのゲームが用意されています。

1つめは”パルス”。一般的に音ゲーと呼ばれるジャンルのゲームと内容は同じで、画面上に流れる来る音符や記号に合わせて「Mogees」を貼り付けたモノを叩いたり撫でたり擦ったりする事で遊ぶゲームです。

2つめは”ジャム”。ベース音に合わせてMogeesを振動させる事で作曲するゲームです。

3つめは” キー”。キーはiPhone、iPad、iPod touchのみ使えるゲームですが、画面上に表示される鍵盤を叩いて音源を変える事で、様々なメロディー、アルペジオ、和音を作成する事ができるゲームです。

Mogeesは本格的なMIDI楽器として演奏できる機能はありませんが、音ゲーで遊んでみたかったと言う方にはハードルがかなり下がりましたよ。

画像

この商品はクラウドファンディング商品です
クラウドファンディング商品について詳しく知りたい場合はこちらをお読みください。募金の状況により、ご紹介している商品の価格、仕様、オプション、バリエーション等が変更になることがありますので予めご了承ください。

KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

12いいね!