合計出力250WのACコンセントが2個も搭載されたモバイルバッテリー「Plug」
まもなく体育の日。これからあちこちで運動会や学祭、文化祭などのイベントが行われますが、屋外イベントでは電源の確保は頭の痛い問題です。最近は消防も厳しく、発電機が使えなかったりしますし騒音問題もあります。一番安価で揃えられるのは自動車用のバッテリーにDC-ACコンバータですが、重く嵩張り持ち運ぶのも大変です。
ということで、USB出力にAC出力まで備えたバッテリー内蔵モバイルバッテリー「Plug」のご紹介です。
Plugのスペックは、
- バッテリー容量:48,000mAh(3,000mAhパナソニック製バッテリー×16個)、専用充電器で7時間でフル充電
- 出力ポート:USB×2(2A出力)、USB-C×1、AC120V~240V×2(合計出力250W)
です。メーカーが強調しているのはテスラモーターに納入しているパナソニック製のバッテリーと同じものを使用していると言う事。バッテリー容量はもちろんの事、一度に流せる電流が多くないとEVカーの加速は悪くなります。
テスラ社の車のスペックが示す通り、Plugで使用されているバッテリーは瞬間的な出力が大きく、バッテリーそのものの保護に繋がりますし、接続した機器の保護にも繋がります。瞬間的な出力電流が大きいと言う設計は結果的に長く使い続けられると言う事も意味します。
搭載しているコンセントはワールドワイド対応コンセントなので、ヨーロッパで買った家電(消費電力250W以下)をPlugを通して北米などで使うこともできます。
何よりこのPlugが素晴らしいのパススルー充電に対応している点です。Plugを充電しつつPlugに接続した機器を充電する事ができます。
この機能が搭載されている機器で身近なものとしては無停電電源装置(UPS)があります。デスクトップPCを接続するにはちょっと出力が足りませんが、PlugをRaspberryPiやルーター、モデム用のUPSとして使用すると言う使い方も可能です。
しかもAC出力、USBポート、USB-Cポート全てを同時に使用して電源供給する事ができますから、出先でノートPCとタブレット、スマートフォンを同時に充電すると言う使い方もできます。
モバイルバッテリーを複数持たずに済みますし、USB電源を持ち歩く必要もありませんから荷物が減るメリットもありますし、12インチMacBookオーナーなら電源も不要になり、バックパックの重量が減って移動も楽になります。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)