わずか20秒で膨らむクイーンサイズのエアソファー「FUTO」
この夏にビーチやプールで”エアソファー”と呼ばれるクッションを使っておられる方を見かけられましたでしょうか?
エアソファーの構造はとても簡単で、雨の日にショッピングセンターやスーパー等で見かけるビニール製の傘袋の様なもので、長細いビニールの筒に空気を入れて口を閉じる事で空気を閉じ込め、二つ折りにしてカヌーの様な形にしてソファーとして使用します。
風がちょっと強めに吹いている時などはエアソファーの口を開いて左右に腕を振るだけでパンパンにエアソファーを膨らませる事ができますし、風がない時でもちょっと小走りに走れば同じ様に膨らませる事ができます。
たたむ時も口を開いて反対側から巻いていけば簡単にエアーが抜けますのでビーチマットや浮き輪の様に空気を出すのに苦労してなかなか畳めないと言う事はありません。
そして今回ご紹介する「FUTO」もそんなエアーマットの1つです。
FUTOでは他のエアソファーと何か違うのか?
現在売られているエアソファーは全て一人サイズ用で、二つ折りにしたチューブの間に挟まる様に上向きに寝そべるしかなく、寝返りを打ったり下や横を向いて寝るのが難しい構造・デザインです。
FUTOはクイーンサイズ(縦190cm×横100cm)のベッドの様な形状をしており、耐荷重も650lbs(約295kg)と身体の大きな大人が二人で寝ても全くビクともしない構造になっています。
現在販売されているエアソファーは、ほとんどものがPVC(ポリ塩化ビニール)製で防水性があり、水に浮かべるビーチマットの様に水に浮かべて楽しむ事もできるます。
ただ、PVCは紫外線によって劣化しますので粗悪な素材を使っていると2〜3回使っただけで穴が開いてしまったり、圧力に負けて座っただけで弾けて使えなくなる可能性もあります。
FUTOは熱気球に使われている様な耐水性、耐久性、耐熱性に優れた素材を使っており、広げた場所が岩場や角の尖った石の様なものがゴロゴロと転がっている様な場所でも破れる心配もありません。
FUTOは内部が小さな筒がいくつも入っている構造で、しかも細かく4層になっており、それぞれの層で空気を貯め込むので、空気が抜け辛くなっています。公称エアー保持時間は8時間と謳っていますが、実際はもっと長くエアーを保持できる構造になっています。
膨らませ方は他のエアソファーと同じで、空気を送り込むだけなので30秒もあれば十分。
ビーチやプールで使うのもいいのですが、キャンプ用の寝具として使ったり、車中泊で使うエアマットレスとして活用する方法もありますね。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)