展開ギミックが楽しい便利なキューブ型多機能ガジェット「WonderCube」
編集Mです。たくさんのスマートフォンユーザーにご利用いただいているRAKUNEWですが、皆さんは日頃スマートフォン充電用のUSBケーブルは持ち歩いていますか？
スマホは日進月歩で性能もアップしており、バッテリー容量も増えていますが、いわゆるデータ通信以外にスマートデバイスとの連携など、電力消費が激しくなってきており、結構な頻度で充電される方も多いのではないでしょうか。
自宅では純正品を使用し、別途出先用に買い足したり、互換品を購入したりなさっているケースが多いと思いますが、後者の場合にケーブルの品質に気を使っていますでしょうか？
スマホ用ケーブルは星の数ほど市販されていますが、品質の悪い安価なケーブルだと高速充電に対応していなかったりします。外見からはわかりにくいのですが、電圧計などで計測するとわかります。自分も仕事柄たくさんのケーブルを使ってきましたが、実際にハズレをつかまされたこともあります。
一方で市販品には純正品よりもコンパクトなケーブルが多く市販されており、持ち運ぶ際には大変重宝します。そんな便利なコンパクトケーブルもピンキリで高速充電ができるかどうか表記がない限りわからないです。
出先では何が起こるかわかりませんから、どうせ持ち歩くのであれば信頼できる性能のケーブルにしたいものです。
と言うことで今回は、高速充電に対応したコンパクトなケーブルを内蔵し、外部メモリーやLED、スマホのスタンド機能を併せ持つ、便利なキューブ型ガジェット「WonderCube（ワンダーキューブ）」をご紹介します。
WonderCube（ワンダーキューブ）とは
ワンダーキューブは、米国のクラウドファンディング「Indiegogo」で6千人以上から5千万近い出資を集めたビッグプロジェクトから誕生した製品です。
RAKUNEWでは2015年3月末にご紹介し、多くの皆様にご購入を代行しましたが、製品化からまでの道のりは長く、2017年になってからようやくご予約いただいた皆様にお届けができました。
ワンダーキューブは、普段は2.6cm角の小型で軽量のキューブなのですが、そんな小さなボディから想像できない多くの機能が詰め込まれています。
- 伸ばすと合計3インチになるUSB-Lightning/microusbケーブル
- 最大2.4Aの高速充電対応
- スマホ用スタンド機能（ナノサクション）
- USBフラッシュドライブ機能（OTGケーブル・microUSB版のみ）
- MicroSDカードリーダー（128GBまで）
- 緊急充電器（9V電池使用）
- データ通信同期対応
- LEDライト内蔵
折りたたみ式USBコードを内蔵しており、展開すると8cm弱の長さになります。パソコンに接続すれば高速充電と同時にデータの同期が可能です。
USBコネクタにはMicroSDカードスロットがあり、カードリーダーやUSBメモリーがわりに使うこともできます。microUSBバージョンのみAndroid OTGにも対応。
驚きは市販の角型9V電池を使った緊急用バッテリー機能。100円ショップなどで電池を調達できればもしもの時にも活躍してくれます。
他にも、あったら便利と思わせてくれるスマートフォンスタンド機能やLEDも内蔵されています。
使ってみた
試用したのは、microSDが付属しないApple Lightningの標準タイプ。
パッケージの割に中身はシンプルでキューブ本体とキーリング、取説のみ。
未使用時のキューブ。サイズはおよそ2.6cm角。懐かしのサイコロキャラメルとほぼ同じ大きさです。
キューブトップの三角マークがLightningケーブルになっています。
その反対側の面にあるパーツを倒すとUSBコネクタが現れます。
充電・同期ケーブルとして使う場合は、側面にある切り替えスイッチを右（電池アイコン）にします。Macと接続すれば高速充電とデータ同期が可能。もちろん、モバイルバッテリーでの充電も可能です。
USBコネクタの裏に128GBまで対応するMicroSDカードスロットがあります。側面のスイッチを左（カードアイコン）に入れると、MacなどのパソコンでMicroUSBをマウント可能になります。Android版はOTGに対応しており、microUSB接続したAndroidデバイスからカードのファイルにアクセスできます。
Lightningケーブルを引き出し、さらにトップのパーツを外すと9V電池用のアダプターが姿を現します。
ここに9V電池を逆さにして装着すればiPhoneの緊急充電が可能です。時間の関係で検証はできませんでしたが、開発元の取説には2-3時間程度の通話時間が確保できるとあります。
LEDはスイッチ式で押している間のみ点灯します。夜間にドアの鍵を確認したり、暗い夜道の一人歩きのお供などにも便利そうです。ちなみに、LEDの電源は内部のコイン電池（CR927）が供給しています。LEDが点かなくなったら電池を交換すればOK。
スマホ用のスタンド機能は少し特殊。LEDライトの周りにあるパネルを取り外して使用します。パネルの下に粘着性能を持つマイクロサクション素材が隠れており、これを使ってキューブをスマートフォンの背面などに取り付ければスタンドに早変わり。任意の場所に装着できるので縦でも横でも問題なしです。
キーリングも付属しているので、キーホルダー替わりにも使えます。バックパックのファスナーなどに装着して持ち歩くのにも便利。
基本的な使い方については、メーカーのオフィシャル動画も参考になりますので、興味のある方は是非ご覧ください。
ワンダーキューブはケーブル収納のギミックが男心をくすぐる頼もしい多機能ガジェットです。
一般販売を期待したいのですが、Indiegogoではオーダーを受け付けていない状態が続いており、今後の販売については一切不明です。手に入れらた人はラッキーですね。
