重要な音だけを取り込めるオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドフォン「Hero」

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オーバーヘッドタイプの密閉型ヘッドフォンは周囲の音が耳の中には入って来ません。オープンエアタイプのヘッドフォンもありますが、音楽に集中したいと思っていても、アウトドアで使う場合は周囲の騒音や雑音が耳に入ってきます。とはいえ、周囲の音が入らないと危険を察知する事ができません。

密閉型ながら必要な環境音を取り込む素晴らしい機能が組み込まれているのが今回ご紹介するオーバーヘッド型ヘッドフォン「Hero」。音楽を聴きながら歩いていて近づいて来る自転車や車に気づかずに危ない思いをした事がある方にオススメです。

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Heroがスルーしない音は警報音や警笛です。踏切の音や、自動車のクラクション、自転車のベルと言った周囲が危険な状況にある場合に発せられる音や、自分の名前を呼ぶ人の声です。

Heroは周囲の雑踏音とは180度違う反転した位相の音をわざとスピーカーから出す事で打ち消しあって雑音を消すアクティブノイズキャンセラー技術を使っていますが、雑音全てを消すのではなく、”AMBIENT+”と言う独自のサウンド処理アルゴリズムを使用し、踏切の警報音や車のクラクションと言った警笛の音は消しません。

Heroの外側に配置された4つのマイクで拾った警報音はそのままスピーカーから流します。人の声も同様に音声処理をしてスピーカーから流す事ができるので、Heroを耳につけていれば音楽を聴きながらでも普通に会話ができます。

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ただ、周りに誰もいない様な状況であれば相手の声だけを拾ってくれますが、満員電車の中や人混みの多い場所だと他人の声まで拾ってしまいそうですが、Heroはスマートフォンにインストールした専用のアプリケーションを使って音を拾う方向を指定する事ができ、ある程度回避できます。

友人と二人で隣り合って歩いている様なシュチュエーションで友達が自分の右隣にいたとすると右側の音声だけを拾う様に範囲を決めてやれば、他の方向から入って来る音声は消してしまいますので、友人の声だけクリアに聴く事ができると言う訳です。

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Heroは、9軸センサー(加速度センサー+ジャイロセンサー+地磁気センサー)が搭載されており、頭を動かして視線の方向を変える事で聴こえる音の臨場感も変わるVRサウンド(3Dサラウンド)再生機能も持っています。

普通、右後ろから誰かに呼びかけられると右後ろを向きますが、向きを変えると相手は真正面にいる事になるので真正面から相手の声は聞こえます。それと同じ事をHeroはやってくれるのです。

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雑音は消すけど重要な音だけ取り込めるなんて素晴らしい機能ですよね。

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KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

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