わずか1分で設営可能な車中泊用ルーフテント「Skycamp」

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一時期、車中泊が流行って気候が良く過ごしやすい高速道路のパーキングエリアやサービスエリア、そして道の駅と言った場所では車中泊する車をたくさん見かけたものです。

車中泊はそのまま車の中で寝ますので、ミニバンの様に大きな車でしかもシートをフルフラットにして足を伸ばして寝る事ができる車種であればそこそこ車中泊も快適なのですが、セダンやSUVですと足を折って寝なけれればならなかったりと、”車中泊=修行”と言う様な図式が成り立つ様な車種の方が多いのが現実ですし、乗車人数が増えてば増えるほど更に過酷さは増します。

一方で、宿のチェックインやチェックアウトの時間に縛られたり、予約している宿まで必ず行かなければならないと言った制約が無いのが車中泊の魅力でもあり、なおかつ宿泊代が浮きますからその費用をアクティビティーに回す事ができます。

このように、快適さを少し犠牲にしてでも車中泊を選ぶ理由でもありますが、車種に限定されず、足をゆったり伸ばして横になって寝るができる要素が加わればこれほど快適なものはありません。

それらを可能にしてくれるのが今回ご紹介するルーフテント「Skycamp」です。

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Skycampは言うなればルーフキャリーに取り付けるキャリアボックスを人が寝る事ができるくらいにまで大きくしたもので、収容能力は大人2人と子供2人ないし大人3人が余裕で寝る事ができる大きさがあり、耐荷重は900ポンド(約408kg)です(ルーフキャリーはそれ以上の耐荷重のあるものを車に設置する必要があります)。

設営は蓋を固定するフックを外して蓋をせり上げ、Skycampに入るのに使用するハシゴを引き出して下ろすだけ。ハシゴを引き出す操作にリンクして自動的にテントは広がり立てられますので、わずか1分で完璧にSkycampは設営する事が可能です。また、収納も逆の順序なので数分で撤収が可能です。

テントの様に地面の上に広げる必要がありませんので、雨が降ったりしない限りは汚れもしませんし、洗う必要性も干す必要もありません。干すとしても駐車場で広げるだけなのでテントの様に手間がかかると言う事はありません。

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Skycampには、Poly 250DまたはPoly Cotton Canvasという2種類のテント生地が使われており、注文時に選択する必要があります。

”Poly 250D”は軽量で防水性があり(5000mm PUコーティング)素早く乾燥しほとんどメンテナンスを必要としません。欠点は通気性がないために冬に使用すると人の体温や吐く息の湿気でテント内が結露する事。また断熱性はないので夏は暑く冬は寒いので、雨が降っている中で使用する機会が多い方向けです。

”Poly Cotton Canvas”は通気性と断熱性があり、夏は暑くならず、冬は寒くなりませんし、紫外線に対しても耐性がある生地なのですが、”Poly 250D”ほどの速乾性はないので使用した後はちゃんと干さないとカビを発生させる原因になるのと、防水加工はされていますが、強烈な豪雨の中では雨水が浸透して来る可能性もあります。

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Skycampにはキャンプを快適にする為のオプションも多数用意されています。その1つがオクダゴタープでこの8角形のSkycampに接続して設営するタープは大きさが480cm×280cmもありますので、この下で椅子やテーブル、調理器具一式を余裕で広げる事ができますので、もし雨に降られても道具が濡れる事もありませんし、車とは屋根続きなので撤収も濡れずに行う事ができます。

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他にもスッポリと空間を覆う事ができる大きさ360cm×310cmのドーム型のタープも用意されており、こちらは風雨がきつい日や、雪が吹雪いている様な極寒の中でキャンプをする時に風や雨、雪をせき止めてくれますので、暖かくまた濡れる事もなくキャンプを楽しむ事ができます。

Skycampはそれなりの重量(69kg以上)あり、車の重心が上がる為にSkycamp装着時の最大走行速度は110km以下が推奨されています。風の強い日などは特に走行速度に注意する事が必要です。

この商品はクラウドファンディング商品です
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KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)

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