グラスの水滴を回収して絶対に逃さないコースター「Barnacle Coasters」
今年は例年に無く雨続きの8月になりましたが、暑い夏はキンキンに冷えたドリンクが恋しくなる季節ですよね。
氷をたっぷりと入れ並々とドリンクを注いだグラスを置いておくと、グラスの周りの空気が冷やされ、空気中に含まれていた水分が水滴となりグラスの表面に付着し、いつしか水滴が集まって滴り落ち、デスクの上などに水たまりを作ります。
水たまりを作るだけなら良いのですが、近くに書類やプリント、そしてスマートフォンを置いて置いたらやっかいです。
そんなグラス周りの水滴を絶対に落とさず、全て回収してくれるのが今回ご紹介するコースター「Barnacle Coasters」です。
Barnacle Coasters自体はシリコンで作られている何の変哲もないコースターなのですが、瓶、缶、グラスの底を包み込む構造で、グラス等を差し込むと、観客席からせり出した屋根の様な、斜めにテーパーを切ったシリコンのヒダがグラスの底をしっかりと包み込みますのでグラスを持ち上げても外れません。
ヒダには等間隔に梁の様なものがついており、この縦に入った突起によってシリコンとグラスの底の間に隙間ができ、グラスを滴り落ちた水滴はこの隙間からBarnacle Coastersの中へと導かれます。
Barnacle Coastersの底に溜まった水滴はグラスを傾けてもせり出たヒダの部分で受け止めますので、”中に入った水滴は決して外に出る事はない→デスクの上に水たまりを作らない→書類やプリントは濡れる事がない”と言う図式が生まれるのです。
Barnacle Coastersの直径は絶妙で、500mLペットボトルから500mL／350mLの缶、そしてお店で頼んだ時にソフトドリンクを入れて出される紙コップやプラスチック製のコップ、200ml前後のグラスやワイングラスまで、日常的に使うであろうボトルやグラスの殆どはBarnacle Coastersに差し込んで使う事ができます。
グラスを傾けた時にグラスを伝って滴り落ちる水滴はしっかりとBarnacle Coastersでキャッチしてくれますので、グラスを傾けた時に大量の水滴が落ちてシャツやズボンを濡らすと事も無くなります。
もう暑い夏にグラスやボトルの表面についた水滴に悩まされる事はありません。
（KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載）