フリーエリアで彫刻できる超小型モバイルレーザー彫刻機「Cubiio」
「レーザー彫刻機」はご存じでしょうか?レーザー光線を使用して焼いて彫刻を行ってくれるもので、昔で言うところの”焼き印”です。出力の強いレーザー彫刻機などは、ロゴやマークを刻印するだけで無く素材を焼き切ることで思いどおりの形に仕上げられたりします。
親御さんならおわかりかと思いますが、幼稚園や小学校の低学年は何かにつけ持ち物に名前を入れないといけないので結構面倒ですよね。手書きだと時間経過で薄くなって書き直さないといけませんし、シールプリントはよく剥がれますし、小学校に入学したらしたでエンピツ1本1本にまで名前を入れないといけません。これまた大変な仕事なのですが、こんな時にレーザー彫刻機があれば、セットしてボタンを押すだけで数秒で名前を彫刻してくれます。
今回ご紹介する「Cubiio」は、机の引き出し等に入れておけるコンパクトサイズで、三脚に取り付けて適当な場所に置いて使えるボックスいらずの画期的なコンパクトレーザー彫刻機です。
彫刻する素材や場所の前にCubiioが置ければ彫刻が可能。彫刻できるエリアは100mm×100mm。電源はUSB電源で5V2A出力のモバイルバッテリーがあればどこにでも移動できるので、壁紙に模様を彫るなどという事もできます。
彫刻と切断できる素材は、画用紙、ダンボール、布、フェルト、革、木で、彫刻するだけなら透明以外の色付きのアクリル板にも彫刻が可能です。
出力は最大500mW。厚さ1.5mmの木でも楽々カットできるので、夏休みの工作やハロウィンやクリスマスの飾りの自作も可能です。
Cubiioには”プレビュー”機能があります。Cubiioはフリーな場所で彫刻しますので、失敗がない様にレーザーを超弱めにして照射することで、どこに彫刻するのかを実際に目で見て確かめられます。位置がズレていれば修正して再度プレビューするなど、細かく位置や場所を修正できるので失敗を防いでくれます。
Cubiio」にはフリーな場所でレーザー彫刻を行うため、数々の安全対策も施されており、子どもが勝手に使えない様になっています。
レーザー彫刻する際は付属のゴーグルを着用して眼を保護します。
レーザー彫刻はパソコンでデータを作成してGコード変換したデータをmicroSDカードに入れてCubiioに差し込んで彫刻を行うか、Bluetooth接続したスマートフォンやタブレットから行えのですが、スマートフォンのアプリケーション暗証番号を入れてロックを解除しない限り動作しません。
Cubiioには加速度センサーも入っており、本体にモノが当たったり揺れたりするとすぐにシャットダウンします。倒れてレーザーが人に当たると怪我をしてしまいますので、その為の保護装置になります。
以上のように、Cubiioはフリーな場所で使っても安全を確保できる様に色々と工夫がなされていますから女性の方でも安全に使用できます。
(KURA BASEの記事本文を許諾を得た上で加筆修正して転載)