テニスコートを駆け回るボールボーイロボ「Tennibot」

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練習やゲームに集中したいときのボール拾いって面倒だし苦痛だと思いませんか? かと言って、スタッフのいるスクールに行くとそれなりの費用がかかりますよね。

そこで、レッスンに集中する為にもちょっと高価ですが、ボールを自動で集めに回ってくれるボールボーイロボ「Tennibot」を今回はご紹介致します。

本製品は時速約2.2km/h(1.4mph)でコートの中を動き回り、コートの中に散らばったテニスボールを1回あたり最大80個まで収集できるお掃除ロボットの様な性能があります。

動きはコミカルで、ボールを見つけるとそのボールに向かって行き、バンパー何に内蔵されたローラーでボールを飛ばして後ろの台車に投げ込んで行く様は愛嬌があり、走り回って収集している姿が何ともコミカルです。

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また、本機はただ闇雲にお掃除ロボットの様にコートの中を走り回ってたまたまバンパーに吸い込まれたボールを回収しているのではなく、効率的にボールを見つけながら収集しています。

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前方のバンパー部分にカメラが搭載されており、コート上に転がっているテニスボールを見分け、ボールへ向かって真っ直ぐに向かって行く事で効率的に短時間でテニスボールを集めます。

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それを助けるのがテニスポストの上に乗せる”Tennibot station”です。このステーションからはレーザー光が出ており、本機がテニスコート上にどこにいるのかを知るのに利用しています。

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エリアを決めてボール拾いをする事ができますので、例えば

サービスラインより後ろを集めるのか、前を集めるのか? シングルス用のラインまで集めるのか? ダブルス用のラインまで集めるのか?

などスマートフォンから指定してボールを拾い集めますので、短時間で無駄な動きをさせずにボールを集める事ができますし、またラジコンの様にマニュアル操作での回収もできる様になっていたりもします。

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集めたボールは本機のハンドルを持って引いていけますので別の容器に移し替える必要もなく、また本機からボールを取り出して練習をする事も可能です。テニススクールで本機を導入すれば、結果的に人件費も安く上がるのではないでしょうか?

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